勝手に相場観


2011.05.16  経済の専門家に学ぶアレコレ

今日の日経平均は先週比90円安の9,558円。

金曜日のNYダウが100ドル安だった事を考えれば妥当とも感じますが、木曜日のNYダウの上昇に反して金曜の日経平均は大幅安でしたから、今日は正直もうちょっと頑張って欲しかったというのが本音です。

正にリーマンショック以降の日経平均の弱さを表したような値動きですが、震災と原発問題がのしかかっている日本の状況を考えたら致し方ないのかもしれません。


皆さんは「アナリスト」の方々の意見をどの程度参考にしているでしょうか?
今から約4年前、アメリカのサブプライムローン問題が表面化し世界同時株安が起こりました。

それが2007年の8月の事ですが、当時の日経平均は18000円ほどで、経済の専門家の中には「年内に2万円行くだろう」との強気な発言をする方も結構いらっしゃいました。
今現在80円ほどしかないドル円は当時120円を超え、現在115円ほどのユーロ円に至っては170円程で、今では信じられないほど円が安かったものです。

為替では円キャリートレード全盛で、その円安を背景にトヨタは軽く兆を超える利益を出し、その他の輸出企業も軒並み高利益を出しており、アメリカは住宅バブル真っ最中で金を借りて物を買うのが当たり前になっていました。

そんな状況だから前述の「2万円」という話が出てもおかしくないですが、結局サブプライム問題でそれが叶う事はありませんでした。

経済の専門家、投資の専門家だって人間ですし、100%経済の先行きを読むなんて不可能だと分かっています。
ですが、そこは「プロ」なのだから、予想を外したならその理由を聞かせて欲しい。

「2万円」という予想をしたアナリストはどういう“言い訳”をしたのだろう?
「100年に一度の危機だから仕方ない」とでも言ったのでしょうか?
「2万円」の予想を信じて17000、18000円で買った投資家はどう思うでしょうか?

こういった話は多く、かつての日本のバブルでは「日経平均は4万円を超える」と誰もが思っていたでしょうし、リーマンショック以降は「これ以上は下がらないだろう」といった専門家の予想はことごとく外れていきました。

投資は自己責任である

確かにその通りです。
専門家の意見はあくまでも「参考」であって、それを信じるも信じないも自己責任。

予想を外した専門家の影には予想を当てた専門家も当然いたわけで、結局はすべてが結果論になってしまう。
メディアには結果論のみで後付の理由を偉そうに語る専門家も多い事を考えれば、批判覚悟で先の予想を語る専門家はまだ良い方なのかもしれない…のか?

でも…予想したらしっ放しで、当たったらシタリ顔で外したら知らん顔。
そして外した理由は後付け。


それ…別に専門家じゃなくても出来るんじゃ…


そう思った人は甘いっ!!

胡散臭い予想をそれっぽく聞かせるのも、外した理由をもっともらしく聞かせるのも確固たる知識と経験と図太さあってこそですぞ!

関連記事


あわせて読みたい関連記事



カテゴリ一覧

総ページビュー
ユニークアクセス