勝手に相場観


2011.05.17  それでも自己責任なのか

今日の日経平均株価は前日比8円高の9,567円。

昨日NYダウが続落したが、日経平均はどうにか反発した…けど…
ただ今日は円が売られて81円半ば位で推移しているので、短期的にでも円安傾向が強まれば株価も少しは持ち直すかもしれない。

ここ数日、東電株の下落が止まらない。
最近一ヶ月くらいは450円〜500円あたりで推移していた株価も今日は380円まで下げ、いったいどこまで下げるのか予測が付かない。

今の東京電力にどれ程の価値があるのか?
企業としての健全性、信頼性があまりにも不透明かつ不安定で、適正株価が全く見えない。

震災前、東京電力の個人株主は約60万人いるとされた。
東電株などの電力株は医薬品銘柄などと並ぶ典型的なディフェンシブ銘柄で、株価も配当も比較的安定しているので定年後に退職金などで購入していた年配の方も多かったろう。

そんな安定しているはずの東京電力株は今や震災前の5分の1の値になってしまい、すさまじい含み損を抱えてしまった方も多いだろうが、これは損害賠償の対象にはならないのだろうか?

株式投資の原則は自己責任だが、これはさすがにその範疇を超えているような…
まあ原発周辺住人への賠償問題でそれどころじゃないのは目に見えているが、関東、東北に住んでいる株主は、放射線、含み損に加えて、さらに電気料金値上げと踏んだり蹴ったり殴ったりでもう…

株式市場を見ていると、不祥事などで株価が暴落する場面を多く目にする。
そしてそれを目にするたび「株って恐いわ〜…」と感じずにはいられない。

好材料が出て株価がポンッと上がる場合でも、すぐ利益確定の売りが出て上値は限られる事が多いが、こと不祥事や事件などによる暴落は売りが売りを呼び凄まじい勢いで下落する。

私は今の所、保有株がそういったストップ安が連続するような状況になった事はないが、もしこれからそういう場面に出くわす事があったら…と考えると…キツイわ…
もしこれが現物取引ではなく信用取引だったら、あっという間に追証の可能性もある。

福島原発事故の影響のない場所に住んでいても、株保有で間接的に事故の影響を受け人生が狂ってしまう人も多くいるだろう。
それでも株式投資は自己責任であり、そんなリスクも理解した上で行わなければならない。

そう考えると株式投資って正直割に合うんだろうか…

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