勝手に相場観


2011.05.23  結局中国かぁ…

今日の日経平均株価は前日比146円安の9460円。

為替相場を見てみると、ドル円は特に動きが無く81円後半あたりで推移しているが、ユーロが売られており、114円台に突入している。
他の通貨も総じて円高に振れており、今日はドルの独歩高状態である。

どうも最近NYダウが弱くなってきている。
3.11の東日本大震災の直後に11500ドル付近まで大きく下落した後は比較的順調に上昇を続け、一時12800ドル付近まで上昇したが、そこからがジリ貧で、とうとう5日移動平均線が25日移動平均線を下抜いてしまった。

いわゆるデッドクロス状態だが、これでトレンドが変わらなければいいが…
今の日本の株がどうにか踏ん張っているのは(それでも相当弱いが)NYダウの力強さも要因の一つだろうから、ここでNYダウが下落に転じるのはかなり痛い。

最近アメリカはもちろん欧州でも弱い指標やよろしくない材料が増えてきていて、景気減速懸念が若干強まっている。
世界的に経済が不安定になってきている印象を受ける。

ならば今や先進国の頼みの綱である中国はどうだろうか?
その中国も最近はさすがに経済成長の鈍化が明らかになってきている。
ただし今までのような「GDP10%超の成長」の方が異常なので、むしろ徐々に成熟されているともとれる。

鈍化…と言っても、ある程度のところで落ち着き安定的な成長に移るならむしろ喜ばしい事だが、恐いのはハードランディングである。
ハードランディングの典型である日本のバブル崩壊のような事が起きれば世界経済に与える影響は計り知れない。

ここ10年ほどの中国の異常なまでの成長、インフレを見るに、これだけのバブルが弾けたらリーマンショックすら上回る規模の影響が出るかもしれない。
もしそれが近い将来…例えば震災などの影響がまだ残っていて経済が停滞したままの日本に直撃したなら…と考えるとゾッとする。

正直日本と中国は仲が良いとは言えない。
そして私自身も中国にあまり良いイメージはない…というか、ぶっちゃけ色々アレだ。

だがそれでも経済という視点で見れば中国は極めて重要な位置におり、切っても切れない関係であるのは間違いない。
正直イマイチ波に乗れない今のアメリカより重要だと言えるのではないだろうか。

確かにそりゃ色々アレだが上手く付き合っていくしかないのである。
おそれくそれが世界各国共通の複雑な思惑だろう。

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