勝手に相場観


2011.06.07  超インフレと超円安

今日の日経平均株価は前日比62円高の9,442円。

なんかよく分からないけど反発。
専門家の後付け分析では割安感で買われたらしいですぞ。

私の見方では、昨日のNYダウが61ドル安だった事を考えるとちょっと予想外です。
ここ数日のNYダウは下げがかなり厳しいのでそろそろ買い戻しが入りそうですが、目先あまり期待できないのではないでしょうか。

為替相場は気持〜ち円安傾向になっているが、ドル円に関しては不気味なほど動きが少なく80円台前半で張り付いている。
どんな思惑があるのか分かりませんが、周りの出方を伺っているといった所でしょうか。

東日本大震災後、普通は売られそうな場面なのに何故かドカ〜ンと円は買われ一時76円台を付けた後、G7による協調介入が行われ一気に85円台まで円安になりました。
しかしその後はジリジリとまた円高に振れだした訳ですが、ここで気になるのは…

再び協調介入はあるのか?

…なのですが、80円切り目前の現在でもそんな話は一切聞こえて来ず、もはや円高容認の雰囲気すら漂っている気も…
投資家も当局などの動きを睨みつつ徐々に円を買っていっているのかもしれません。


昨日、FX(外国為替証拠金取引)をやっている友人が言っておりました。
「これから円はどんどん円安になるから、今の内に徐々に外国通貨を買っておく」
…と。

日本の財政悪化によるハイパーインフレ説や超円安説はかなり前から存在し、2006〜2007年の私がFXをやっていた時にも今回の友人の言葉と同じ事を言っていた方がいらっしゃったのだすが、結果は円高一気。

その方は「円安はこれからも続くだろうし、日米の金利差によるスワップ金利も美味しいし、もし円高に振れても一時的だろうからドル円122円から1円円高になるたびにドルを10000ドルづつ買っていく」…と言っていたのですが、今どうなったんだろう?

かつて5%もあった日米の金利差によって毎日結構なスワップ金利が発生していましたが、今や金利差はほぼ無くなりスワップ金利も無いに等しい状況になってしまいました。

私は基本的に悲観論者なので、今も昔もそういった意見はあまり信用していません。

日本の財政がさらに悪化し、日本人の預貯金でカバーできなくなった時を考えれば確かに日本の信頼は失われ一気に円安に振れそうな気もしますが、財政が悪化するにつれ、さすがの日本の無能な政治家も対策を打たねばならなくなるでしょうし、仮に日本の財政がパンクするとしても、そこに至るまでに世界経済にどういった事が起き、市場や相場がどういった動きをするのか…なんて誰にも分からない。

「超円安が来る」なんて円を売っている人間の希望的観測に過ぎず、第一そうなった場合、そのどん底の日本に住んでいる自分がどうなるか?…なんて考えたりしないのかな?

超円安が来たとき円を売っていて、そのお陰でちょっと稼げたとしても、それ以上に国、ひいては自分の身の回りでとんでもない事が起きそうな気がしますが…
そこまで考えずに超円安を待っているなんて…愚の骨頂と言わざるを得ない。

やはり投資の理想は「投資をし、そのお陰で投資先が大きくなり、結果自分にも株価上昇という形で利益が出る」というようなWin-Winな関係であり、空売りで暴落待ち…みたいな、ある意味人の不幸を食い物にする儲け方というのはあまり感心しない…なんて綺麗事を言うつもりはありませんが、儲けても間接的な影響でそれ以上に自分が不幸になっては元も子もない。

やっぱ儲けるなら幸せにならないとね。

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