勝手に相場観


2011.06.08  狂う市場

今日の日経平均株価は前日比6円高の9,449円。

今日はずいぶん円が買われており、ドル円は現在79円台後半で推移しており、他のクロス円も総じて円高となっています。
昨日のNYダウも小幅続落でしたが、日経平均はここに来て底堅い動きをしてますね。

でもいくら日経平均が底堅いといってもNYダウの下落や円高がさらに進むようならアッサリ下落してしまう気もする。
NYダウやドルのここの所の下落はかなり激しいため、一旦は反発しそうなものだけど…


東京電力株の下落が止まらない。
今日の終値は200円ちょうどで、原発問題が起きる前は2000円ほどだった事を考えると、実に10分の1になってしまった事になります。

前にも書きましたが、東京電力はディフェンシブ銘柄の代表格のような銘柄で、安定的な配当などを期待して退職金で購入した高齢者なども多いといいます。
それが今や10分の1になってしまった訳ですが、そういった人達は損切りしたのかな?
それとも塩漬けになっているのかな?

原発問題だけでも軽く数百万人に悪い影響を与えている上に、こういった「株価」という形でさらに被害者が増えてしまっています。
しかしそんな事はどこ吹く風で、隠蔽していた事実がどんどん明るみに出、腐った体質である事が晒されてきました。

最近の東電株の出来高を見ると完全にマネーゲームの対象になっているようです。
こういった不祥事などが明るみに出て値動きが激しくなった銘柄は決まってマネーゲームの対象になります。

かつてのライブドアしかり、JALしかり…
もちろんマネーゲームを始めとした「投機」を否定する気はありませんが、人が死のうが会社が倒産しようが金の事しか考えていない人間が市場を動かしていると考えると、ちょっとゾッとしますね。

原油市場、商品市場、穀物市場…世界には様々な市場があります。
そして需要と供給のバランスで値が付くはずなのですが、今の需要と供給とは「値段が上がりそうだから買い、下がりそうだから売る」という本来の需給関係とは違う所に行ってしまっている気がします。

原油が必要だから、穀物が必要だから…本来そうあったであろう市場の原理は狂い、金を持っている人間がさらに金を儲けるためのものになっていっている。
まあそれが資本主義と言われれば返す言葉もありませんが。

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