勝手に相場観


2011.06.13  原油頼みを解消したい

今日の日経平均株価は前日比66円安の9,448円。

先週金曜日のNYダウが172ドルの大幅安だった事を考えると思った以上に頑張った印象。
ダウはテクニカル的にかなり厳しい状況なので、今日の値動きには注目せざるを得ない。
なんか最近毎日書いていますが、ここの所の下げが急すぎるので、さすがに一旦は反発しそうな気もするのですが…しないねぇ…

為替は小動きでNZドル以外は気持ち円安気味に推移していますが、方向感は定まらずこれからの動きは読みづらい状況です。


ここの所原油価格が少し下がってきています。
とはいえ今日の段階で98ドル程ですからお世辞にも安いとは言えませんが、5月に115ドルに迫っていた事を考えると、まあそれなりに下がったかな?…と。

私の住んでいる所のガソリンスタンドで今日レギュラーが139円で、1、2ヶ月前のピークに比べて10円以上下がってきてますから、田舎に暮らしている私には助かる限りです。
しかしNYダウなどの動きを見ていると原油価格が下がるとNYダウも下げる事が多い…

それはつまりエネルギー株主導で値を下げたり、株式市場のオイルマネー引き揚げを連想させたりと様々ですが、普通に考えれば大半の業種や、なにより一般庶民なら大半は原油価格が安いほうが喜ばしいのでは?
という訳で、原油価格が上がって嬉しい業種、悲しい業種を考えて見ます。

まず上がって嬉しい業種で真っ先に思いつくのが…

資源銘柄
卸売業(商社)

では原油価格が騰がって嬉しくない銘柄は…

海運関連
空輸関連
陸運関連
ゴム関連
電力関連
衣料品関連

原油価格が騰がると当然ガソリン価格が上がりますから運送関連は打撃を受けるでしょうし、石油製品を作っている会社も原材料価格の高騰によって業績が圧迫されます。
電力会社は火力発電に使う重油の値段が上がり、これも業績を悪化させる要因になりますし、 最近タイヤが値上げされたようにゴム関連の銘柄も原材料価格高騰の憂き目にあうでしょう。

では逆に原油価格が上がって嬉しい銘柄の代表はやはり資源銘柄。
そして資源と強い結びつきのある商社などは原油価格が上昇すると物色されます。

そこで気になるのが「原油の適正価格」
もちろんこれは世界の景気や新興国の動きによる需給関係で大きく変わってくるものですが、今の100ドルというのは適正価格なのでしょうか?
とりあえず石油産出国である方々の意見を聞いてみると…

・2008年にサウジのオッサン(石油鉱物資源相)が75ドルが適正と言っていた
・2010年にリビアのオッサン(国営石油公社総裁)が100ドルが適正価格になると言っていた

…まあお前らは石油を少しでも高く売りたいのだろうが、こっちは生活かかってんだよ!!

…と近所のオッサン(無職)が言っていた気もするが、色々調べてみるに70ドルくらいが適正という意見が多いようですね。
ただし新興国の石油需要が今後増大してくる事が予想されますので、長期的に原油価格は上がってくると考えていた方がいいかもしれません。

石油に代わる代替燃料の議論もずいぶんされてますが、バイオエタノールだと結局穀物価格が上昇し本末転倒ですし、天然ガスはイマイチ力不足感が否めませんし…

原油価格の高騰は確実に家計を圧迫します。
それでなくても安い給料で四苦八苦しているのに、ガソリン高い、何か色々値上げされるじゃたまったものではないのですが、石油が無いと生活が成り立たないのも確か。

しかし砂漠ばかりで技術も何も無い中東のヒゲ共がタナボタの石油でウハウハってのは腹立つことこの上ない。

石油が枯渇して落ちぶれる様をぜひ見てみたいが、現状でそうなったら他の国々も落ちぶれちゃうんでしょうねぇ…悔しい…

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