勝手に相場観


2011.09.09  スイス介入の行方と是非

最近、安全資産として円と同様に買われているスイスフラン。
…というか、むしろ円より積極的に買われています。

そんな状況に歯止めをかけるべく、スイスは無制限のフラン売り介入を表明しました。

2011年9月9日 スイスフラン/円

その発表と実際のスイスによる介入を受けてスイスフランは円に対して一気に10円ほど下げました。
ここ数年の円高は凄まじいものでしたが、このチャートを見るとその円ですらスイスフランに対して円安に振れており、世界中の資金がいかにスイスフランに集まっていたか見て取れます。

しかし8月9日をピークに1ヶ月で20円も円高になるって…これもすごいな…

ちなみに今回の無制限フラン売り介入は「1ユーロ=1.20スイスフラン」に設定しており、当然この発表を受けてフランはユーロに対して売られています

2011年9月9日 ユーロ/スイスフラン

発表前には約1ユーロ/1.1スイスフランだったのが、発表後は一気に設定通りの1.2スイスフランまで売られています。

問題は「これがどこまで効果があり、無制限とはいえどこまで続けられるのか?」という点に尽き、それでなくても現在は世界的な景気減速により各国とも自国通貨安を歓迎している状況で、単独の為替介入というのは世界的な理解を得るのは至難の業です。

しかも介入というのは自国のスイスフランを売り外貨を買うという行為なので、仮にこれでスイスフラン高に歯止めがかからなければ、膨大な含み損を抱える事になります。
加えて、介入を繰り返せば市場にフランが溢れインフレになるリスクも…

まあ、この無制限介入が成功するかどうかは置いておいて、こういった断固たる姿勢…周りの顔色ばかり伺って行動できない日本にも見習ってほしいですね。
円高問題のみならず外交関係でもね。


おっと、そうそう、今日の日経平均は55円安でした。
週末ですし、昨日のNYダウも119ドル安だったので、まあ妥当かな。

で、私のガン細胞である川崎重工業<7012>は…

前日比10円安の209円…

コラコラ、日経平均の下げに対して大幅安過ぎやしませんかね、川崎コノヤロ〜!!

うう…たった1000株しか保有してないのに、すでに含み損が23000円…才能ねぇ…

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