勝手に相場観


2011.10.09  努力無しに格差有り

今日は日曜日で市場は休みなので、アメリカのデモの話でもしますか。

アメリカのウォール街で始まった貧困と格差のデモは日を追うごとに広がりを見せ、参加者はすでに数万人に上っています。

何でもアメリカは1%の最も裕福な層と99%のそれ以外の層に分かれるらしく、その1%の富裕層に富が集中している事がデモの発端との事。
まあそれを言い出したらどの国にも格差はあり、上の方の人間だけでかなりの富を保有しているのも一緒なんですけどね。

ただアメリカの場合はその規模が大きすぎるから問題なのです。

・上位1%のアメリカ人が国の富の40%を所有している
・上位1%のアメリカ人が年間国民総所得の24%を得ている
・上位1%のアメリカ人が国内の株式、債券、投資信託の半分を所有している

驚くべきは「上位1%の富裕層が国富の40%保有」ですが、まあ向こうの経営者は年間数億、数十億の報酬なんて当たり前ですし、ストックオプションなどの制度も充実している事から、その資産たるや天文学的数字になります(ちょっと大袈裟)。

要は一部の富裕層に富が極端に偏っているのが問題で、世界一の経済大国のはずなのに、その実態は貧困者(4人家族だと年収が2万2314ドル=日本円で約170万円=以下の世帯)は4618万人で統計公表以来最多を記録し、失業率も9.1で高止まりしています。

まあ今は超円高の時代なので日本円に換算して170万円というのはちょっと違うような気もしますが、仮に「1ドル=100円」としたって貧困者の年収は223万円で、4人家族なら相当キツイ数字である事に違いはありませんが…

最近は日本でも格差が問題になっていますが…本当に格差の無い社会を望むの?
頑張って努力している人間も、だらけて努力もしない人間も大して変わらない収入だったら経済はどうなるの?


アメリカの格差はちょっと行き過ぎかもしれませんが、頑張った人間が頑張った分報われるためにもある程度の格差は絶対に必要と私は考えています。

今低収入で文句を垂れている人達に聞きたい。

「給料の良い大きな企業に勤めるために若いうちに努力(勉強)した?」
「大きな企業に就職できず給料が安いなら、収入を増やすための努力をした?」

そう、それなりの収入を得るためには学生時代なり社会人になってからなり、どこかで努力をしなければならず、その努力をしなかった人間が格差を叫ぶとは片腹痛い。

人生の負け組である私が言うんだから間違いない。

ただ…今のアメリカの現状を見ればデモが起きる理由もある程度うなずけます。
「役員に膨大な報酬を払うくらいなら、それをある程度削ってその分雇用に当てればいいのに…」とは私も感じます。

まあその両極端な所がアメリカらしいと言えばそれまでですが…


さて、一応来週の相場予測でも簡単に書いておきますか。

金曜日の記事で下のチャートを使いつつ「赤い25日移動平均線を上抜けられるかが勝負で、今日(金曜日)夜のNYダウが重要になる」と書きましたが、結果は20ドル安でした。

2011年10月7日 日経平均株価
え〜、つまり「火曜日の日経平均株価は25日移動平均線に弾き返され再び下落→私の含み損増加」というコンボが確定したと言っても過言ではないと…

…まあ少なくとも私が株式投資で富裕層の仲間入りする事は絶対に無さそうだ…

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