勝手に相場観


2011.11.11  日米の株価回復の差

相変わらず株価の値動きが激しいですね。
NYダウがやっと12000ドルを回復したと思ったら水曜日夜には389ドルの大幅下落をし世界経済の不安定さを露呈したと思えば、昨日は100ドルほどの上昇で、今日はまだ市場が始まったばかりですが今現在200ドルを超える上昇を見せております。

まあNYダウはまだ良いとして悲惨なのは日経平均です。
最近「NYが大幅に上げても日経平均は大して上げず、NYが暴落すると日経平均も暴落する」と感じた事はありませんか?

もちろんこれの原因に「超」が付くほどの円高が大きく影響しているのは間違いありませんが、それにしてもちょっと悲惨すぎる…

日経平均とNYダウの動きの違いがどれほどのものか分かるように、ここ5年の日経平均、NYダウの動きを比較したチャートをパク…お借りしてきました。

日経平均株価・NYダウ
上図はサブプライムローン問題が表面化する前の2006年後半から始まっており、2006年後半の株価を100として、今現在は2006年後半に比べどの程度の割合の株価になっているかを表したものです。

日経平均株価、NYダウ共に2007年7月あたりにピークがあり、この時点で日経平均株価は18000円超えを記録しており、NYダウは14000ドルを超えています。
その後2007年後半にサブプライムローン問題、2008年後半にリーマンショックが起きる訳ですが、注目は日経平均株価とNYダウの回復力の違い。

今現在のNYダウの株価はちょうど2006年後半と同じ水準に戻っていますが、日経平均株価は当時の55%程度の株価に留まっておりNYダウの線とは凄まじい乖離を見せています。

確かに今の円高水準は異常と言え、日本の大企業は輸出に頼っている企業も多くある程度株価の回復が遅れるのは仕方ないですが、さすがにこの株価はちょっと安すぎる気がする…

その一番の原因であろう為替相場ですが、つい2週間ほど前の為替介入で一時79円台まで円安になりましたが今現在は77円前半で推移しており、いつ76円台に突入してもおかしくない状況になってきています。

アメリカや欧州の債務問題や金融不安など円が買われやすい地合ですし、円が少しでも安くなれば日本企業が外貨を円に代えるために日本円を買いますから、これも円高圧力になり円高改善への道筋はまったく見えていません。

安住財務相が「納得いくまで介入する」と発言しましたが、果たして今度の介入はいつになり、 そして介入が行われたとしてもどれほどの効果があるのだろうか?

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