勝手に相場観


2011.12.05  株の税金と口座

最近株価が堅調に推移しています。
日経平均株価はここ1週間くらい急激な上昇を見せ、あっという間に25日移動平均線を上抜きましたが、窓をいくつか開けている点はちょっと気になる。

ただ為替に目を向けるとドル円は78円を挟んだ動きになっていますし、欧州やオセアニア通貨も若干ではありますが円安傾向に振れてきていますので、このまま少しずつでも円安に向かってくれれば株価もある程度安定するかもしれません。

まあ欧州の債務問題が解決するのが先決かもしれませんが…


さて、今年も残すところあと1ヶ月を切りました。
今年1年株式投資でシッカリ利益を出してきた方の中には株の利益にかかる税金の事を心配している方もいるかもしれません。

株の取引を行うには証券会社に口座を開設しなければなりませんが、その際選択を迫られるのが 一般口座と特定口座で、特定口座を選ぶとそこからさらに源泉徴収有りか源泉徴収無しのどちらかを選ばなくてはなりません。

つまり証券会社に口座を開設する際の選択肢は「一般口座」「特定口座・源泉徴収有り」「特定口座・源泉徴収無し」の3つとなります。

一つ一つ簡単に説明していくと「一般口座」はホントにフツ〜の口座で、ただその口座から株の取引ができ、利益や損失によって増減するだけの極めて単純なものです。

「特定口座・源泉徴収有り」は利益が確定した場合、自動的に株式の利益にかかる税金20%(平成23年12月31日までは10%)が引かれるため確定申告の必要がなく、扶養に入っている主婦の方などは仮に株で大きな利益を上げても申告の必要がないため扶養から外れる心配がないという大きなメリットがある反面、利益が少ない場合デメリットもあります。

株式取引には「年間20万円未満の利益なら税金を払う必要はない」というルールがあるのですが、「源泉徴収有り」の場合利益が出れば自動的に税金が引かれ、しかも最終的に年間利益が20万円未満であっても払った税金は戻ってこないという大きなデメリットがあるのです。

ならば「特定口座・源泉徴収無し」の場合はどうかというと、「源泉徴収有り」のようは払い損はありませんが、年間利益が20万円を超えれば自分で申告する必要があり、それが故に「源泉徴収有り」のように扶養されている方は利益が大きいと扶養から外れるリスクもあります。

ちなみに「一般口座」と「特定口座・源泉徴収無し」は共に年間利益が20万円を超えれば確定申告の必要がありますが、特定口座の場合は証券会社の方で「年間取引報告書」を作成して郵送してくれるので申告はとても楽になります。

一般口座ではそういったサービスもないので申告する際は自分で年間取引報告書を作成する必要があり面倒です。
なのでハッキリ言って一般口座はオススメしません。

証券会社に口座を開設するならよほどの理由がない限り特定口座にするべきで、源泉徴収有りにするか無しにするかは自分の置かれている状況や投資に使う金額に応じて適切なものを選びましょう。

特定口座や一般口座のメリットデメリットや、年間トータルで損失が出た場合に関わってくる「損失の繰越控除」などを別のページで詳しく解説しておりますので、興味のある方は下の関連項目のリンクから飛んで下さい。

ちなみに私のメインの証券会社は「特定口座・源泉徴収無し」ですが、そんなもんどうでもいいくらいまったく恩恵に預かれていない点はそっとしておいて下さい。

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