勝手に相場観


2012.01.22  長期的な日米の株価の推移

最近のNYダウはほぼ一方的な上昇相場になっています。
それに比べると日経平均株価は明らかに弱いのですが、今年の日本は復興特需もあり「GDP成長率は2%ほどになる」と言われているのにこのヘボさ…

そんな訳で今日は久しぶりに5年間のNYダウと日経平均株価の推移を比較してみましょう。
うん、なんか投資・経済サイトっぽい流れになってきたぞ。

5年間のNYダウと日経平均株価の推移比較

このチャートは「5年前の値を100として現在と比較してどうか?」といったもの。
ちなみに5年間といえば2008年のリーマンショックはもちろん、その原因となった2007年のサブプライムローン問題前までさかのぼります。

で、結果を見てみるとNYダウは現在およそ100にまで回復しており当時の値に戻しているのに対して、日経平均株価は当時の株価の半分である50となっている体たらくっぷり。

それもそのはずで、サブプライムローン問題以前である5年前はNYダウは今と同じ水準の12500ドルくらいでしたが、日経平均株価は17000円を超えていた。

つまり、そもそリーマンショック以降ずっと横ばいで「回復」すらしていない。

日米でこれだけ大きな差が生まれた一番の原因はやはり「円高」でしょう。

5年前は金利の安い日本円を売って金利の高い通貨で運用する「円キャリートレード」全盛期で、ドル円はおよそ120円を付けユーロ円に関しては160円ほどと、今では考えられないほどの円安で、その円安が2002年からサブプライムローン問題直後の2007年10月までの「戦後最長の景気拡大」を作り出したと言っても過言ではありません。

リーマンショック以降世界経済は信用不安により大変な混乱と不景気に見舞われますが、アメリカや欧州はリーマンショック後の通貨安に救われた面もあり、それとは対照的に円キャリートレードの巻き戻しにより一気に円高に見舞われた日本にとっては世界経済の混乱と自国通貨高の2重苦により株価はずっと低迷したまま現在に至ります。

それにしたって現状で日経平均株価が9000円を切っているというのはちょっと安すぎる。

…というか、9000円くらいを回復してくれないと私のウザイ含み損も無くならないと思われますので、ホントお願いしますよ投資家の皆さん。

今日も「ギリシャの債務削減をめぐる同国政府と民間債権者側との交渉が難航」といったニュースを見かけ、欧州債務問題の全面的な解決にはまだ時間がかかりそうですが、この問題が解決したら世界の景気は安心感から一気に良い方向に向かう可能性はある。

一方でこの問題が片付いたら別の問題…例えば「日本の債務問題」や「中国の減速」などがピックアップされ、結局世界経済は波に乗れない可能性も十分ですが。

今は世界から完全に置いてけぼりを食らっている状況の日本株ですが、再び脚光を浴びる事はあるのでしょうか?

今の日本株…長期的に見れば買い時だとは思うが…

関連記事


あわせて読みたい関連記事



カテゴリ一覧

総ページビュー
ユニークアクセス
]