勝手に相場観


2012.02.01  個人投資家の9割が負けているって本当?

早いもので、年が明けてもう一月経ってしまいました。
最近は時間が過ぎるのが早すぎて「あっという間に年寄りになりそう…」と不安すら感じますし、鏡を見るのが嫌になってきた30代半ばですが、誰もが通る道なんだよね…

相場に目を向けると今日もドル円は円高傾向で、前日のNYダウは下げましたが、日経平均株価は底堅く小幅上昇で引けました。

1月の半ばくらいから日経平均株価は順調に上がってきているのですが、それに伴って出来高も増えてきています。

今日の日本経済新聞にちょうどタイムリーな記事が載っており、 「パスワードを忘れたので、教えてほしい」。日経平均株価が8700円台に乗せた1月20日以降、ネット証券各社に個人投資家からの問い合わせが相次いでいる。…との事。

とすると最近の出来高増加も納得いきますが、どうも私は過去のにが〜い経験から個人投資家が飛びつきだすと遠からず下落する印象があります。

個人投資家の多くが「チャンス」と見て買いだすタイミングを見計らって機関投資家が売り浴びせ、結局個人投資家の多くが損失を出し、機関投資家は利益を貪る…つまり機関投資家などのプロにとって個人投資家の活発な買いは鴨がネギを背負ってくるようなもの。

これは「個人投資家の9割は損をしている」と言われているところからも分かります。

ハッキリ言ってしまえば、機関投資家と個人投資家が同じ土俵で取引している事自体に無理があり、理由は以下の通り。

■個人投資家は資金力で圧倒的に不利
■情報入手のスピードが違う
■専業トレーダーでもない限り四六時中相場に張り付く事は不可能

個人投資家と機関投資家の資金力は文字通り「桁」が違い、機関投資家はその気になれば相場の操作も可能なほどの大きな資金を動かせますが、個人投資家の資金力では大きな資金を動かせる人間が作る波に呑まれる以外に方法はないので、そりゃ不利に決まっています。

「情報のスピード」も極めて重要で、情報というのは秒単位の勝負になるのですが、個人投資家に情報が伝わる頃には機関投資家はとっくに動いています。

様々な面で圧倒的に機関投資家が有利な上、そこに経験の差も加わりますので普通に考えれば勝ち目はありません。

唯一個人投資家に有利に働くのは「時間」で、ある一定の期間で一定の利益を出す事が求められる機関投資家と違い、個人投資家は時間に縛りがなく、その気になれば株価が上がるまで何年でも待っている事が可能です。

つまり個人投資家が一番利益を上げやすい投資法は配当や株主優待が見込める「中長期トレード」に他ならず、デイトレードやスイングトレードなどの短期トレードは機関投資家とガチンコで勝負することになり、大半は負け戦になります。

もちろん短期トレードを駆使し短期間で大きな利益を上げた個人投資家の方もいらっしゃいますが、それはほんの一握りのセンスのある人間で、ほとんどの短期トレーダーは損失を被っているのが現状です。

短期トレードが悪いとは言いませんが、個人投資家にとって極めて分の悪い勝負であるという事は肝に命じておいて下さい。

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