勝手に相場観


2012.09.03  NYダウとテクニカルで見る日経平均株価の先行き

市場の方向感が定まらない。

一時に比べ円安に振れNYダウも回復してきたとはいえ日経平均株価は方向感が定まらず、また売買代金も8401億円と1兆円の大台を14営業日連続で割り込んでおり、活況とされる2兆円にはほど遠い閑散っぷりを呈しています。

以下日本経済新聞から↓

3日の東京株式市場で日経平均株価は3日続落した。終値は前週末比56円02銭(0.63%)安い8783円89銭。8800円を割り込むのは8月6日(8726円)以来、約1カ月ぶり。前週末の米国株式相場は上昇したものの、円相場が強含んだうえ中国経済の先行き懸念が重荷となって売りが優勢となった。

市場の関心が高かった前週末のバーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長の講演では追加緩和に言及する内容だったため、米国株式相場は好感して上げた。一方で米長期金利は低下し、日米の金利差縮小を予想し外国為替市場では円買い・ドル売りの基調が強まった。週明けの東京市場でも1ドル=78円台前半で取引が進むと、輸出企業の収益圧迫要因として意識された。

中国で前週末に発表された8月の製造業購買担当者景気指あ数は、景気判断の分かれ目とされる50を割り込んだ。成長鈍化に対する警戒感が一段と高まった。東京市場ではコマツなど中国関連株に売りが波及し、川崎汽の株価は一時100円を割り込んだ。

ここ4、5ヶ月の日経平均株価は概ね8500円弱〜9000円強の間で推移しており、先月9200円くらいまで上昇した株価は再び下落に転じ、現在は25日移動平均線を割り込んで弱気傾向ですし、一目均衡表で見ると8700円付近に存在する雲(先行スパン)を支持線として再び上昇できるかどうかに注目…といったところでしょうか。

為替相場…ドル円やユーロ円はこう着状態に陥っており、今後上下どちらに動くかは流動的と言わざるを得ず、高金利を背景に人気のある豪ドルやNZドルなどのオセアニア通貨は、最近まで安定して上昇していた反動かここのところ下げ基調となっています。

そしてNYダウは今年の3〜5月に幾度となく13250ドル付近で頭打ちになっている経験からか、8月半ばにもその辺の値でやはりはじき返されており、現在の13100ドル付近というのはこういったテクニカル的な要素はもちろん、米経済や中国の減速を見るにあまり上積みを期待できない水準にあります。

2012年9月3日 NYダウ

欧州債務問題も相変わらず世界経済に大きな影を落としておりますし、積極的に買い上げていく展開ではなさそうです。

しかし日経平均株価は9000円付近で全体のPBRが1倍程度となるので様々な銘柄に明らかな割安感が出ており、世界経済の先行き不安と円高という大きなマイナス要素はあるものの激しく売り込まれるような状況でもなく、上で書いたように8500円弱〜9000円強あたりでウロウロしているというのは「8000円に近付くと明らかに割安なので買われるが、9000円を超えてくると世界経済や円高などの影響で上昇しきれず下落する」といった感じなのでしょう。

そういった面で見てみると現在の8800円付近というのは極めて微妙な水準にあり、私としても「含み損が悲しい事になっているが、他の銘柄を買い増すにはちょっと高い」という印象は拭えない身動き取れない状態。

テクニカル的には5日移動平均線と25日移動平均線が今まさにデッドクロスになりそうな状況であり、一目均衡表では雲が存在する8700円付近が意識され、騰落レシオ的にはニュートラルな状況といったところで、これが8700円を割り込んでくるようだと一気に弱気な展開になる可能性もあり、そして割安感も出てくる。

次は…東芝<6502>あたりで夢を見るか…

東芝ナイトメア?



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