勝手に相場観


2012.10.09  シャープの株価と業績の推移

シャープがいよいよヤバそうな雰囲気を漂わせてきましたね。

今日は前日終値177円から26円下げて151円で引け、下落率14.68%は東証1部の値下がり率第1位で出来高も第1位なので、これだけ出来高が伴っての大幅下落は相当な売り圧力があったと推測されます。

今日までのチャートを6ヶ月間の日足と10年間の月足で見てみましょう↓

シャープの6ヶ月と10年のチャート

凄まじい下がりっぷりを披露しております。

2007年のサブプライムローン問題までは2000円をゆうに超える株価を誇っていたシャープも、サブプライムローン問題で下落に転じ、翌2008年のリーマンショックで急激に下落し500円近くにまで値を下げ、そこから1000円を超えるまで盛り返すものの、2010年あたりから業績の悪化で下落の一途を辿り現在に至る。
シャープの業績推移
ここ15年間の業績を見てみると→

2007年3月期〜2008年3月期はまさにピークで、2年連続で売上は3兆円を超え利益も1000億円に達していますが、そこからの落ち込みが厳しく翌年には1258億円の赤字、2010年、2011年はどうにか黒字を確保するものの、2012年は3760億円の巨額の赤字を出しています。

かつては売上高2兆円くらいでもしっかり利益を出していたのに、今では売上3兆円でどうにか黒字という状況で、この背景には拡大路線と急激な利益率の低下などが絡んでおり、経営にも多分に問題があるのでしょう。

ほんの5年前くらいまでは従業員も「シャープは世界的な大企業だし、ここにいれば将来安泰だ」と思っていたのでしょうね。

パナソニックなどもそうですが、名だたる大企業があっという間に経営不振に陥る様は、「大企業に就職できたからといって安心はできない」という今の時代を映し出している感じがします。

大企業ですらこうなのだから、中小零細企業ならいつ潰れてもおかしくない…つまり今の日本、誰でも窮地に陥る可能性があるという事になります。

シャープは今台湾の鴻海という企業との資本・業務提携を模索しておりますが、なにやら雲行きが怪しくなってきております。

まあ個人的には中華系に飲み込まれず、出来れば日立のようなV字回復を単独で成し遂げてほしいものですが、現在の状況から考えるに相当厳しいのかもしれません。

数年後に業績が回復すると仮定すれば今こそ株の仕込み時かもしれないが…買えないね…


そういえば今日の朝、円高気味の為替相場を見て日経平均株価は下がると予想し「住友化学195円で買い注文」と「富士通290円で買い注文」の二つの注文を出していましたが、住友化学の方が約定されていました。

終値も195円だった事から含み損益は発生しておりませんが、この先どうなるか…

日経平均株価がこの先さらに下げるようであれば、適当な銘柄を買い増す方向で。



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