勝手に相場観


2012.10.11  世界経済の減速と日本の先行き

OH…

一昨日に住友化学を195円、昨日富士通を285円で買いましたが、連日の値下げですでに住友化学8000円、富士通3000円の含み損が発生し、例のアレ(川崎重工業)の含み損は65000円で再び投資元本100万円割れの事態に陥っています。

私のようなプロヘッソナルでも元本割れを起こしているのだから、素人さんは含み損でアップアップでも泣かなくていいのよ。

………(涙)

先日国際通貨基金(IMF)が世界経済の減速を示唆しました。以下日経新聞↓

世界経済の見通し 国際通貨基金(IMF)は24日、欧州危機などを背景に世界経済の実質経済成長率が2012年、13年ともに3%台にとどまるとの見方を示した。ユーロ圏は12年がマイナス0.5%で「緩やかな景気後退に入る」と指摘。世界経済は下振れリスクが急速に拡大したとしたうえで、日米の財政健全化の取り組みに懸念を示した。

(中略)

米国は12年が前回と変わらず1.8%、13年は2.2%で0.3ポイント下方修正した。IMFは下振れリスクとして欧州危機の次に「米国と日本の中期的な財政健全化計画の不十分な進展」を挙げた。


ここで指摘されているアメリカと日本の財政問題は世界経済の新たなる下振れリスクになる可能性があり、アメリカではすでに去年デフォルトの危機があり、その時は債務上限引き上げという事実上の先送りでとりあえず難を逃れましたが状況はまったく改善されていませんし、日本においてもIMFなどが再三「消費税10%では足りない」と言っているように、国債が減る見通しは全くと言っていいほど立っていない。

景気が悪いから税収も増えないし、消費税を上げればさらに景気が悪くなってやっぱり税収は増えないし、税収が増えないから赤字国債は増える一方でそれが日本経済…ひいては世界経済に影を落としているという悪循環。

こんな状況でも復興予算に各省庁が群がり、復興など関係なく必死に金を奪い合っている状況で、事実上国を動かしている官僚共が国の存亡などお構いなしに自分達の利益しか考えていないのだから日本の行く末も見えてくる。

それにしても問題山積みで世界経済の足を引っ張っている先進国に比べBRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)の成長率はさすがとしか言いようがなく、現在は4カ国合計したGDPでもアメリカに遠く及びませんが、4カ国で世界人口の40%を超えるという圧倒的な数の力によりこれからの世界経済を引っ張っていく存在になるのでしょうね。

日本やアメリカの債務問題が表面化するのは時間の問題でしょうが、とりあえず短期的な話をすれば日本の企業は長い不景気を経てそれに対応した経営力を身につけていますから、世界経済の減速より円高の方が影響が大きいように感じます。

今日IMF世銀総会で「城島光力財務相は11日、午前に行われた国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事との会談で、一層の円高進行が日本経済の下振れリスクであり懸念していると伝えたことを明らかにした。これに対し同専務理事からは、円は幾分過大評価されているとの発言があったという。同相が記者団に述べた。」との事で、それに反応したのか現在はある程度円安に振れている。

もちろんドル円が80円にも満たないレベルでの円安では話にならないのですが…

世界経済がこんな状況でのこの円高…
日本の政府に地銀の舵取りが問題あるのも確かだと思いますが、どうも世界中の国々が自国の経済のため…通貨安にするために日本を犠牲にしている気がするのは素人だから?



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