勝手に相場観


2012.10.20  外資撤退加速で現実味を帯びる中国崩壊

日経平均株価がとうとう9000円に乗せました。

…という事は、いわゆるひとつの「私が買えない水準に達してしまった」事を意味し、私は219円という高値掴みをして含み損ガッツリの川崎重工業の株を握り締め、ひたすら含み損が減る事を祈りつつも横目で上昇相場を恨めしそうに睨みつける状況に終始するしかない。

前回17日の記事で「2日連続で窓を開けている」といった内容を書きましたが、翌日18日も上昇して寄ったため窓を明けており、3日連続で明けた窓は埋まるのかどうかに注目していこうとしていた矢先に、金曜日のNYダウが205ドルの大幅安で日経平均先物も8860円で引けたため、22日の日経平均株価もこの辺から寄るでしょうから、少なくとも18日に明けた窓は埋まりそう。

ただし現在の為替相場は明確な円安基調ですから、再び円高に振れるような事態にならなければ日経平均株価が大きく下落するような事にはならないかと。

さて、中国がらみが色々と楽しい事になっている。

まず中国に成長鈍化に歯止めがかからない点。
以下産経新聞から抜粋↓

中国国家統計局が18日発表した2012年第3四半期(7〜9月)の国内総生産(GDP)成長率(速報値)は物価変動の影響を除いた実質で前年同期比7・4%増と、3年ぶりの低水準になった。2期連続で8%を割り込んだ。成長減速は1年9カ月連続。リーマン・ショックの影響を受けた09年以来、高度成長で世界経済回復を牽引してきた第2の経済大国の成長低迷を懸念する声も広がりそうだ。

債務危機が続く欧州向けの輸出低迷に加え、9月まで4カ月連続で日中貿易がマイナスとなるなど、対日関係の悪化も経済成長に影を落とす要因となった。政府の住宅市場引き締め策や新車販売台数の伸び悩みなど内需の低迷も響いた。

1〜9月までの成長率で前年同期比7・7%と、政府の年間目標の7・5%は上回ったが、通年でも13年ぶりに8%を割り込む可能性が高い。高度経済成長時代の終焉も見えてきた。

「中国は一党独裁で当局への不満を押さえつけるには8%の成長を維持しなければならない」

…という話を聞いたことがありますが、これは高い成長率を維持する事で雇用を確保し、中国国民の不満を溜めさせないという意味なのですが、8%という高成長率をいつまでも維持できるはずもなく、そろそろ限界が見えてきたのかもしれません。

そこに加えて日本の尖閣諸島国有化による日中関係の更なる悪化によりチャイナリスクがあらためて意識され、中国を撤退する企業も出始めています。

そもそも日本企業の中国進出は「中国は世界の工場」と言われていたように「人件費の安さ」と、13億人という圧倒的な人口による消費を期待しての事ですが、現在の中国の人件費は上昇の一途を辿り、今ではそのメリットも無くなっています。

そして「13億人の消費者」と言っても実際には貧富の差が極めて激しいので消費者となりえる人間はそれほど多くなく、しかも中国は自国の企業を優先しますから外資は不利を強いられますし、何より行儀の良い日本企業ではなんでもありの中国企業には勝てないでしょう。

人件費の高騰と経済成長の鈍化、そして様々なチャイナリスクにより外資が中国に見切りをつけ始めれば痛手を負うのは当の中国であり、これにより中国の成長はより鈍化し、悪循環に陥る可能性があります。

そうなった時に中国はどうなるのか?

中国の経済が行き詰まれば多くの民度の低い中国人が黙ってはおらず、暴動に発展する可能性が高く、その規模が大きくなれば当局も手に負えず中国崩壊へまっしぐらか。

…というか、あんないびつな国家が維持できているほうが異常であり、遠からず中国は崩壊もしくは体制を大きく変えるしか道は無い気がします。

ただし今の日本は中国に相当依存していますから、現状で中国が崩壊すれば日本は大きな打撃を受ける事になりますけどね。

理想を言えば今回の尖閣諸島国有化を教訓として徐々に中国から離れていき、来るべき時に備えるべき…なんですが、中国という市場に魅力を感じている企業が多い内は無理か。

…そういえば少し前に同じような記事を書いた気もするが…
歳とると記憶力がやばくなる上にネタ不足なので、同じ話を何度もする年寄りを生暖かく見守る気分で読んでくだされ。



あわせて読みたい関連記事



カテゴリ一覧

総ページビュー
ユニークアクセス