勝手に相場観


2012.11.05  世界経済減速の見通しで株価は?

今月1日に電機メーカー8社の12年4〜9月期の中間決算と13年3月期の通期業績予想をまとめて表にし掲載したのですが、これがいい具合にアクセスを集めてくれているので、今日は調子に乗って自動車メーカーの決算と業績予想を載せようと表を作っていたら…

日産の2四半期決算発表が明日だった…

…という訳で、これは明日か明後日にでも掲載するとして、今日は取ってつけたように世界経済の先行きの話でもしましょうか。

最近様々な場面でやたらと「世界経済の減速」という言葉を見聞きしますが、昨日開幕したG20に先立つ記者会見でも、日銀の存在感薄いメガネの方がそんなような事をおっしゃっておりました。

以下日本経済新聞から抜粋↓

20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が4日夜、メキシコ市内で開幕した。日銀の白川方明総裁は開幕に先立ち「世界経済全体の減速がやや強まっている」と記者団に述べ、下振れ回避に向けて先進国と新興国の協調が課題になるとの認識を強調した。

記者団の質問に答える日銀の白川方明総裁(4日、メキシコ市) 会議には日本から城島光力財務相と白川総裁が出席する。白川総裁は日本経済の現状について「外需が弱まり、内需にも少しずつ影響している」と指摘、中国など新興国経済の減速による輸出減少が景気の先行きに影を落としているとの認識を示した。政府・日銀は10月下旬に決めた経済対策と追加金融緩和で景気下支えを図ると各国に説明する考えも語った。

会議では欧州経済の長引く低迷が新興国経済の減速を招き、それが先進国の輸出不振につながる「負の連鎖」を改めて検証。世界経済のさらなる下振れを防ぐため、財政再建と景気回復の両立を目指すことで一致し、共同声明に盛り込む見通しだ。白川総裁は「財政健全化は大事だが、景気との関係で配慮することも国によっては必要になる」と指摘した。


…こうやって新聞から抜粋するたびに感じる事ですが、明らかに私が書く文章とは違い妙に「カッチリ」していて、プロ臭が漂っている。

それ故に、私程度が一度サラッと目を通したくらいでは内容がすんなり頭に入ってこず、集中して読んで噛み砕かないといけない。

で、この記事を要約すると…

存在感薄いメガネは「白川」という名前らしい。

…え〜、内容を噛み砕きますと、「欧州がヘボイから中国などの新興国もアレで、結果先進国も悲しい感じのスパイラル」という事らしい。

で、これを解消するには財政再建と景気回復が必要という見方ですが、財政再建が必要な国は欧州、アメリカ、日本の先進国であり、増税や国の支出を減らす財政再建と景気回復を両立するのはかなりの困難が伴います。

…というか、世界経済の減速は先進国が原因だと暗に認めているのね。
ちなみに先月IMFが発表した世界経済の見通しは…
2012年10月 世界経済の先行き
…となっており、2012年7月時点からほとんどの国で下方修正されている。

そしてこの表を見て分かる通り、ほとんどすべての国が2012年より2013年の方が高い成長率になると予想している一方、日本は2013年になると成長率予想はガクッと落ちている。

つまり震災の復興がひと段落つけば日本の成長はいつも通りの低空飛行に戻るという事ね。

まあ人口減少と高齢化が加速している日本ですから、こういう見通しになるのは仕方ない。

個人投資家としてはこれが株価にどう影響するかがとても気になるところでしょうが、世界各国の度重なる金融緩和によって株価はある程度維持されておりますし、今の日本株にとっては多少の世界経済減速よりも為替相場の動向のほうがよっぽど影響があります。

そしてそのカギを握っているのが存在感薄いメガネだったりする。



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