勝手に相場観


2012.12.01  維新の会の最低賃金廃止と解雇規制緩和

橋下さんが「最低賃金の廃止」を言い出しましたよ?
以下朝日新聞から抜粋↓

日本維新の会代表代行の橋下徹大阪市長は30日、維新の政権公約「骨太2013〜2016」に盛り込んだ「最低賃金制の廃止」について、雇用の創出が狙いだと説明。「ハードルを課せば、最低賃金を出せない企業や、本当ならあと2、3人雇えるのに1人しか雇えないという企業もある。できるかぎり多くの雇用を生み出したい」と述べた。市役所で報道陣に語った。

一方で、収入が一定水準を下回る人については、所得税を免除し、逆に国が一定額を給付する「負の所得税」の考え方を導入し、国が最低限の収入を保障する考えを表明。最低限の収入の水準については「専門家が意見を出して制度設計する話。今の段階で出せない」として明示せず、「今の生活保護の支給基準は高すぎるところがある。負の所得税的な考え方では、水準は下がる」とも述べた。


…はぁ…

そしてその事を石原代表に問いただすと…

石原代表は30日、自由報道協会主催の記者会見で、同党の衆院選公約に明記された解雇規制の緩和や最低賃金制の廃止について 「知らない、なんて書いてあるの?」と述べ、公約内容を把握していないことを明らかにしました。

石原氏は、記者からこれらの政策を実行すれば「貧困が底なしになる」と指摘されると、「それはまずいわね」と表明。 石原氏はまた、「俺は竹中(平蔵慶応大学教授)って好きじゃないんだよ。あれが、こういうものを全部書いている」と内幕を明かしました。

先月27日にも「日本維新の会の石原氏と橋下氏の政策の違い」という記事で、石原氏と橋下氏の政策のすりあわせが十分でなく、日本維新の会の烏合の衆っぷりを書きましたが、またこれか…

代表である石原氏が維新の会の公約を知ろうともしないなんて…どんな党だ?

まあこの際党内のゴタゴタはどうでもいいとして、「最低賃金を廃止し、一定水準以下の収入の人間には国が一定額を給付し、最低限の収入を保障する」って…頭大丈夫か?

これって「企業が払うべき賃金を国が肩代わりする」という事と同意で、国の税金で企業を儲けさせる事に他ならず、極端は話をすれば時給を10円にして、「足りない分は国から給付される」という企業が出かねない。

橋下って…自分達の利益しか考えない「老害」経団連の回し者か?

で、これに異を唱えた石原氏の意見は至極真っ当ですが、党のNO.1とNO.2である代表と代表代行の意見がこれだけ違ってくると、もはや政党として機能していない。

もしかしたら石原氏は日本維新の会をボロボロにして自民党を大勝させるために、あえて日本維新の会と合流したのでは?…などと考えてしまいます。

良くも悪くも、面白いジジイではある。

そしてもう1つ気になるのは「解雇規制の緩和」で、現在の日本の法律では「解雇は、客観的に合理的な理由を欠き、社会通念上相当であると認められない場合は、その権利を濫用したものとして、無効とする。」(労働契約法16条)。と定められており、企業が自己都合で簡単に解雇する事を禁じていますが、「解雇規制の緩和」が実施されれば、企業はより気軽に従業員を解雇できるようになります。

何度も言うが、橋下って自分達の利益しか考えない「老害」経団連の回し者か?

基本的に私は「頑張った人間が報われ頑張らない人間は報われない」という、ある程度の「格差」は必要だと思っていますが、日本維新の会の「最低賃金の廃止」と「解雇規制の緩和」は、金持ちがより儲かり、貧乏人はとことん貧乏になる事を助長するため、より格差が広がる事になり、とても賛成などできない。

橋下…本気で日本を潰す気か…



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