勝手に相場観


2013.01.05  オリエンタルランドの株価は割高

お手上げだわ〜…

昨日の日経平均株価は292円の暴騰っぷりで、しかも始値から200円以上上げていたので、ビッグなウィンドウをオープン(?)した格好に。

ただ、昨年11月半ばからの急騰では調整らしい調整はなく、何度も窓を開けながらも、それら窓を埋める間もなく上がっていますので、もはや「いつ窓を埋めに来るのか?」なんて議論は馬鹿らしくなってくる。

円安により自動車や電機などといった輸出銘柄が注目されているでしょうから、「ディフェンシブや内需関連で何かいいのないかな〜?」…という訳で、どちらにも当てはまり、優待目的で個人投資家に人気のオリエンタルランドを調べてみました。

2013年1月 3年間のオリエンタルランドの株価

う〜ん、ここのところは完全な上昇トレンドになっていますね。

オリエンタルランドは業績も安定していますし、100株買えば株主優待で1デーパスポートが半年に1枚貰えるという強みから2007年7月のサブプライムローン問題や2008年9月のリーマンショックなどでも株価はビクともしなかったが、そのかわり日経平均株価が上昇している時期でもビクともしないという、「良くも悪くも安定している銘柄」でした。(2012年2月6日の記事参照

2013年1月 10年間のオリエンタルランドの株価

上記のチャートを見ても分かる通り2003年後半〜2010年半ばまで、ほぼ6000〜7000円の間で推移していたのですが、そこから上昇を続け8000円に到達したところで2011年3月の東日本大震災により一気に6000円にまで下がるも、そこからはほぼ一貫して上昇しており、10000円をゆうに超えてしまった。

しかしこの株価は適正なのか?

PER(株価収益率)は20倍弱、PBR(株価純資産倍率)では2倍超となっており、現在の日本株の水準を考えると若干の割高感があります。

では配当や株主優待にそれほどの魅力があるのだろうか?

現在のオリエンタルランドの年間配当は1株あたり120円となっており、現在の株価(10480円)で計算すると、年間の利回りはおよそ1.15%となり、株主優待は100株で1デーパスポートが年間2枚貰え、現在の1デーパスポートの値段6200円なので…

株価10480円×100=1048000円
パス6200円×2=12400円

となるので、株主配当のみでの年間利率は約1.18%となり、これに配当の利率を加えると、合計で2.34%くらいとなります。

ハッキリ言って、利率的には特に魅力はない。

こうなってくると、長期的な成長による株価上昇が見込めるかどうかが重要になりますが、業績が安定して頻繁に最高益を更新しているとはいえ、先に取り上げたように若干の割高感がありますし、長年ボックス相場を形成していた事実を鑑みても、とても買える水準ではない。

現在信用倍率が0.6倍程度となって売り方が伸びているあたりをみても、「そろそろ割高感から下落するだろう」と見られている証拠か。

まあ売り方が増えているという事は、ここからさらに上げていくようなら、売り方の損切り(買戻し)も巻き込んでの踏み上げ相場になる可能性もありますが。

まあオリエンタルランドは色々とアレですが、現在のような円安になるとどうしても輸出関連銘柄に注目が集まりますから、こういった時は円安の一服も睨んで地味に内需関連銘柄を物色してみるのも面白いかもしれませんね。

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