勝手に相場観


2013.01.19  急激な円安に、米ビッグ3が日本政府を非難

ニポンすごいよ〜。

相変わらず保有銘柄皆無の私はただただ急激な円安と株高を見守っているだけですが、とうとうドル円は90円に乗せ、金曜日の日経平均株価も300円超の上昇と留まるところを知らず、まさに青天井といえる展開になっています。

今回の株高をもたらしている最大の要因は円安なのは言うまでもなく、数日前の記事でも書いたように甘利明経済再生担当相の「ドル円は100円未満が望ましい」といった発言によって一時円高に振れる場面もありましたが、結局それは一時的なものに過ぎず、再び円売りが加速しました。

このように現在の円安の勢いはちょっとやそっとじゃ止まらないと推測されますが、今度はアメリカのビッグ3が文句を付けてきた。
以下時事通信から抜粋↓

フォード・モーターなど米自動車大手3社で組織するロビー団体、米自動車政策会議(AAPC)のブラント会長は17日の声明で、日本の安倍政権の通貨政策に関し、「円安によって貿易相手国の犠牲と引き換えに日本を成長させようという『近隣窮乏化政策』だ」と非難した。その上で、オバマ政権に対し反対姿勢を明確化するとともに対抗措置も検討するよう要請した。

声明は、日本の円安誘導政策は「米経済に多大な損害を与える」と非難。「オバマ政権はこうした政策が受け入れ難く、対抗措置の検討に値するということを明確にすべきだ」と要請した。AAPCは、自動車市場の開放が不十分として、日本の環太平洋連携協定(TPP)交渉参加に反対姿勢を表明している。

ふむふむ…

リーマンショック以降超円高にも我慢して必死に利益を出せるよう努力してきた日本企業に対し、大した努力もしていない(と思われる)メリケンが、ちょっと円安になったからって「米経済に多大な損害を〜」とは、また凄まじく自己中心的な発言だな。

この自分の利益しか考えない恥知らず感は、日本の経団連に通じるものがあるね。

まあトヨタも2年ぶりに販売台数世界一に返り咲きましたし、そういった面で危機感があるのかもしれませんが、リーマンショック前はドル円も120円を超えていたのだから、90円程度でガタガタ言うなよ。

私としては多少円高になって株価も調整に入り、買い場が訪れてくれる事を願っているのは確かなのですが、今回のビッグ3の円安牽制発言はどうにも気分悪いですね。

ただ市場はこの発言にも特に反応を示すことなく平和に円安傾向で、この円安が続く限り日経平均株価も右肩上がりで上昇すると思われますが、過去の値動きなどを照らし合わせて現在の円安ってどうなのだろう?

ドル円 10年の推移

ここ10年のドル円の動きを見ても今回の円安の勢いは類を見ないほどのもので、あえて言うなら2005年後半に3ヶ月で10円ほど円安になっている時期がありますが、その後半年ほどは下落に転じている。

円安に一服感が出れば株も調整に入ると思われますから、現在の為替の動きを見るだけでも株の購入は見送ってしまいます。

個人的には今一番注目しているテクニカルは「騰落レシオ」なのですが…
長くなったのでその辺は次回に書いていきましょうか。

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