勝手に相場観


2013.01.23  金融緩和への失望感でデッドクロス?

相場の流れが少し変わってきたか。

日経平均株価は3日続落で去年11月半ば以降の急騰において最大の押し目を作っており、ここで踏ん張るのか、それともズルズルと下落していくのか、注意深く見ていく必要があります。

今日の日経平均株価222円安というのは日銀の金融緩和策の大筋が見えた事による「材料出尽くし」と若干の「失望」であるようです。
以下、どっかから抜粋↓

日銀は金融政策決定会合で消費者物価の2%上昇を目指すインフレ目標を導入することを決め、さらに2014年初めから無期限に国債などの金融資産を 買い入れる新たな金融緩和策を決定。ただ市場ではより即効性の高い金融緩和が期待されていたことから、「14年」という無期限買い入れの開始時期失望感が広がり、 円相場は海外市場から買い戻しが優勢となった。

ただ、これまでの期待が過剰すぎたというだけで、やはり円安傾向の流れは継続すると思われますし、今回の円高、株安は急激過ぎた円安、株高に対しての当然の調整でしょうから、「失望」というよりかは「一服感」といったほうがシックリくるのでは?

やっと訪れた調整らしい調整に、これまでの株価急騰に乗遅れた方は「押し目チャ〜ンス!」とばかりに鼻息が荒くなっているかも知れませんが、こんな時こそシッカリとした分析を怠らず冷静に動いたほうが良いと思われますから、ちょっと待てお前ら。

まず今日の日経平均株価のチャートから見てみます↓

2013年1月23日 日経平均株価

まず目に付くのが今年に入ってからの値動きの荒さで、「窓明け」「長い陽線、陰線」が目立ち、明らかに方向感を失ってきているのですが、一般的に下落時は少なくなる出来高が、最近では株価が値下がりしてもかなりの高水準を維持しており、いまだ買い意欲は旺盛です。

おそらく今は為替も株価も急激な上昇への警戒感から利益確定の売りと、一段高を期待する買いが錯綜しての乱高下と予想されますが、これからの株価の動きで鍵になりそうなのはどの辺なのでしょうか?

知らんがな。

…そう言いたいのはやまやまですが、一応「投資サイト」を名乗っている身としては、それっぽい予想を書いておかないとそれっぽくならないので、それっぽくセコイ分析…というか、上図を見れば誰でも感じると思われる紫の線の25日移動平均線が重要っぽい。

ここ3日の下落で5日移動平均線は下向き、急速に25日移動平均線に接近しており、このまま株価が下落を続ければあと数日で5日移動平均線が25日移動平均線を下抜く「デッドクロス」になりそうな感じで、この25日移動平均線を支持線として踏ん張るか? それともデッドクロスになるか?…で、流れはまったく違ってきます。

ただ、これまでの株価上昇のスピードが速すぎて25日移動平均線の角度もかなり急になっていますので、デッドクロスにならずに5日移動平均線が25日移動平均線の上にあり続けるというのはちょっと現実味がないように感じます。

そしてもう1つ、一昨日の記事でも取り上げた騰落レシオが、ここ3日の急落を経てもいまだ139.5%と極めて高い水準にあり、いい加減下げろと言いたい。

とはいえ上でも触れたとおり、多少の一服感や失望感が出たとしても、再び円高傾向に逆戻りするとは考えづらく、そう考えればおのずと株価の下値も限られてきます。

個人的には日経平均株価1万円割れまで待ちたいが、現状ではちょっと厳しいのかな…



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