勝手に相場観


2014.01.31  日経平均株価15,000円割れで更なる下落も

日経平均株価は一昨日に403円高という謎の急騰を見せましたが、昨日は376円の大幅反落で今日も92円安と続落し、市場のセンチメントは着実に悪くなっている印象を受けます。

まず移動平均線の動向を見てみます。

2014年1月31日 日経平均株価

今週は赤線の75日移動平均線を挟んだ攻防となっておりますが、水曜日以外のローソク足は75日移動平均線の下に位置し、こうやってチャートを見ると75日移動平均線はすでに上値抵抗線になっている感すらあります。

青線の25日移動平均線は下向きになっていますし、ここ5ヶ月ほど徐々に下値を切り上げてきた値動きはここにきて崩れたといってもよいでしょう。

赤直線のようにトレンドラインを引くと、現在どうにかこの線を下回らずに済んでいるのが救いとも考えられますが、今現在の日経平均先物は102円前半にまで円高が進行している影響もあって、今日の日経平均株価終値より200円ほど安い14,700円付近で推移しており、こんなトレンドラインなど気休めにもならんぞ。

今日は一目均衡表も見てましょう。

2014年1月31日 日経平均株価 一目均衡表

こちらもずいぶんイカン感じになってきている。

現在値はどうにか雲の中で留まっていますが、この先雲の下限は切り上がってきますから、来週の週明けからそれなりの上昇を見せない限り雲を下抜くのは避けられそうにない。

加えて青線の遅行スパンはローソク足の下に潜ってしまっていますし、赤線の転換線は水色線の基準線の下に位置しており、これで雲を下抜ければ一目均衡表での代表的な売りサインである三役逆転の出来上がりという切ない状況。

こういったテクニカルを考慮しなくても、注目の連邦公開市場委員会(FOMC)では追加の金融緩和縮小が行われ、最近懸念されている新興国の通貨不安や景気の不透明さに油を注ぐ展開になっていますから、もしかしたら予想以上に調整は長引くのかもしれません。

今まさに本格化している日本の第3四半期の決算発表はおおむね好調と予想されますが、問題は消費税が上がった後である4〜6月期以降の業績がどうなるかも気になり、もしかしたら最近の下落は半年後に確実にやってくるであろう業績低迷も関係しているのかもしれない。

去年の年末には「2014年の株価は18,000円を越える」という見方が大勢でしたが、ずいぶん雲行きが怪しくなっているんじゃない?



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