勝手に相場観


2014.11.18  GDPマイナス成長でも進む円安株高

昨日は7〜9月期国内総生産(GDP)が予想外のマイナス成長で日経平均株価は517円安と大きく売られドル円も一時115円台に突入しましたが、今日はドル円が116円台半ばまで回復した事などを背景に幅広く買われて370円高。

行って来い…とまではいかないものの今日の力強い上昇に年内18,000円が現実味を帯びてきますが、今日18日と19日に行われる日銀の金融政策決定会合の行方と明日の黒田総裁の記者会見もちょっと気になるところです。

さて、先ほど安倍首相が消費税増税の先送りと21日解散を正式に発表し、12月2日に公示、14日投開票というスケジュールで行われるようです。

このクソ忙しい時に…

それでなくても最近リアルの仕事が異様に忙しいのに、年末はさらに忙しくなる上に私の住んでいる茨城県では衆院選の投開票が行われる14日に県議会議員選挙も行われます。仕事上これらがさらに仕事を増やす要因になるのは必至だからお前ら全員落選するように変な踊り踊ってやろうかと思ったが最近めっきり体が硬くなって筋肉痛が確実視。

…超個人的な恨み節はさておき今回の衆院選で与党が勝つのはほぼ確実と見られ、自民党の獲得議席が多くなればなるほど株価にはプラスに働くようで、自民党大勝で日経平均株価は中期的に20,000円へ向かうなんて見方もあるほどです。

私を含め「自民党でいいんだろうか?」と感じている方も多いとは思いますが、野党がヘボすぎて消去法で結局自民党に入れざるを得ない雰囲気で、安倍首相や自民党の支持率を考えても与党が負ける要素は見当たりません。

しかし何が起こるか開票するまで分からないのが選挙でもあり、そこに100%はありえない。
投開票が行われるまでに「何か」が起こる可能性も考えられ、与党勝利がほぼ確実とはいえそれが絶対でない以上、微かながらもそこに「リスク」は存在する。

そしてそのリスクを市場がどの程度汲み取るのかが投開票までの相場の動きを左右すると言っても過言ではないでしょう。

…とか言ったって勝率1割にも満たないであろう野党勝利のために「選挙の行方を見極めるためにとりあえず手仕舞いするか」となる可能性は低く、むしろ与党勝利を睨んで買い進める方向に動くんだろうね。

今から選挙当日までに野党が出来る事など必死のネガティブキャンペーンくらいでしょうから、与党がよほどの大ポカをやらかさない限り安心して見ていられる展開でしょうか。

それにしても今回のGDP。

消費税増税後の買い控えで4〜6月期は大きく落ち込みましたから今回は当然プラスになると誰もが思っていましたが、予想外の年率1.6%のマイナスには驚きました。

消費税増税直後は「増税の影響は予想以上に軽微」なんて言われていたのに、徐々にその深刻さが表立ってきて極め付きは今回のGDP。

中小零細企業などでは消費の落ち込みや円安の影響などで景況感があまり芳しくない一方で大企業などのボーナスは大きく増えており二極化が進んでいる印象もあり、大企業を中心とした「好調」が裾野にも広がってくれればよいのですが…

なんだかんだで成長しきれない日本。

今回のGDPの発表を聞き、超高齢化と人口減少に直面した日本の限界を真っ先に思い浮かべたが、そんな状況でも進む円安株高にある種の違和感を感じるあたりに私のネガティバーたる所以が見え隠れ。



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