勝手に相場観


2014.11.02  日銀は政府の操り人形?

なんかもう、投資サイトとか運営してスイマセン。

私の相場予想が外れる事は日常茶飯事だが、「15,500円が節目」と書いたらアッサリこれを突破するし、前回木曜日の記事で「一連の反発が急だから、それなりに調整を入れながら16,000円を目指しそう」と書いた翌日には755円高で16,400円超えとか、もうね…

まあサプライズ金融緩和だからしょうがないがな。

日銀は市場が予想もしていなかった追加金融緩和を決め、それが今回の凄まじい上昇を呼び込んだのですが、凄まじいのは金曜日に留まらずこの流れを受けNYダウは史上最高値更新、ドル円は一気に112円台に乗せ金曜日のシカゴ日経平均先物(円建て)は日経平均株価終値より更に571円高い16,985円と17,000円目前に迫っています。

それでも私の含み損状態に変わりはなく、私のためにもうちょっと頑張れよ黒田。

それにしても今回の金融緩和、報道でも「消費税増税への布石」と言われていますが、これは経済や政治にさほど造詣が深くない私ですらすぐに感づくくらいの“あからさま”感。

11月17日には10%への更なる消費税増税を判断する基準となる7〜9月期の国内総生産(GDP)が発表されますが、これを目前にしたこのタイミングでの金融緩和は株価上昇によるまやかしの景気回復も消費税増税の材料とする算段なのでしょうね。

株価は上昇したって景気自体は先の8%への消費税増税で落ち込み気味な事に変わりはなく、むしろ最近デメリットも大きく取りざたされる円安を加速させる事によって、よりインフレへと傾きかねない。

ここに消費税10%が重なると洒落にならないんだが…

去年末の時点の2014年日経平均株価の市場予想は18,000円に達するというものでしたが、10月中旬には14,500円まで急落し「今年中の18,000円は無理だな」と思っていた矢先の一連の急騰とサプライズの追加金融緩和…政府はどんな事をしてでも今年中に18,000円に乗せるつもりなのかもしれない。

もしかしたら進展しない拉致問題に代わる大きな成果として株価上昇を引っさげ総選挙に…なんてうがった見方をしてしまう。

しかし今回の最大の問題は日銀の独立性が完全に失われていると感じる点。

各国の中央銀行は政治とは切り離され、あくまでも市場や経済状況などから金融政策を決定する立場なのに、消費税増税を後押しする金融緩和などもってのほかで、黒田総裁は政権の操り人形に成り下がっている印象すら受けます。

…いや、「成り下がっている」ではなく「元から操り人形」と言ったほうが正解なのだろうが。

まあ日本銀行法第4条には「政府の経済政策の基本方針と整合的なものとなるよう、常に政府と連絡を密にし、十分な意思疎通を図らなければならない」という文言もありますから、これを盾にこういった事をしているのか?

もし本当に消費税増税のために日銀を操っているのであれば7〜9月期のGDPの数字ですら改ざんしてくるのではないか…とすら考えてしまう。

こういった市場や世間からの疑いのまなざしを払拭するためには来年10月の消費税増税を見送る事が必要となるが…つい先日安倍総理が消費税増税見送りの可能性を示唆したのは本音なのか建前なのか。

まあ、その結論は7〜9月期GDP発表まで取っておいて、まずは日本市場が休みとなる明日11月3日文化の日の海外市場がどういった動きになるのか注視。ダウとドルの動き次第では連休明け4日の日経平均株価は17,000円を突破する可能性もありますからね。



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