勝手に相場観


2015.01.18  スイスフランの暴騰に市場は大混乱

値動き激しいな…

先週木曜日の日経平均株価は予想外の312円高でビックリしましたが、翌金曜日には244円安と出入りが激しく、現在の相場は非常に読みづらい状況となっています。

まあ私が相場を読めた事など皆無だがな。

金曜日の日経平均株価は終値こそ244円安でしたが一時は500円安を超える場面もあり、最近の神経質な状況がハッキリ見て取れる動きとなりましたが、テクニカル的には明るい兆しがちらほらと見え隠れ。

2015年1月18日 日経平均株価

まず毎度毎度しつこく書いている青丸の窓ですが、金曜日に長い下ヒゲを伸ばしたため窓の大部分が埋まりました。厳密にはまだ60円分ほどが空いているのですが、このくらい埋まれば反転の兆しとも言えるのかな〜と。

そして何度かの下落時でも割る事がなく、かつ青線75日移動平均線がある赤直線で示した16,700〜16,800円を一時割るものの、その後切り返した事でこのラインのサポートの強固さを再確認した格好に。

その理論(?)を裏付けるように、金曜日の夜に始まったNYダウは原油価格の反発や強い指標などによって190ドルの大幅高、そしてその流れを受けてドルは買われ116円半ばから一気に117円半ばまで円安進行しました。

そうなれば当然日経平均先物は上昇するわけで、シカゴの日経平均先物(円建て)は日経平均株価の終値より200円ほど高い17,070円で取引を終えました。

日経平均先物が大幅に上昇したのを見計らって「理論」を書くだけの簡単なお仕事です。

金曜日、土曜日はだらけモード前回でPCを開かなかったので知らなかったのですが、突然のスイスフランの対ユーロ上限撤廃とかがあったらしいですね。

そのせいで急激にフランが買われて一時対ユーロで30%ほど上昇したとの事で、あまりの急激な相場変化によりイギリスのFX業者が破綻したとか、アメリカの大手FXCMでも顧客に約2億2500万ドル(約260億円)の損失が発生したとか。

FXは「外国為替証拠金取引」の名が示すとおり証拠金を担保にお金を借りて取引する投資で、本来なら客に大きな損失が出ても損失が証拠金を上回らないように強制ロスカットが行われ業者にダメージはいかないものなのですが、今回はあまりにも相場の変動が急すぎてロスカットが追いつかなかったという事なのかな?

もし強制ロスカットが追いつかず証拠金以上の損失が出た場合、当然その損失分を顧客に請求するものなのですが、客から支払ってもらうまで一時的に肩代わりせざるを得ず、そのお金が確保できずに破綻…という事か。

それにしても世界的に極めて信頼性の高いスイスがエグい事するな。

今回の上限撤廃は本当に突然だったらしく、当のスイスだってこれを実行すれば市場が大混乱に陥る事くらい想像できただろうに…金曜日の日経平均株価急落もこの影響があったとの話だし、いったい何を考えているんだろう。

破綻したFX業者の経営者や従業員はもちろん、フランをショート(売り)していた方などは大きな損失を出したでしょうし、下手をすれば人生終わりかねない。

一方でフランロング(買い)勢はウハウハ…投資って怖いね。



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