勝手に相場観


2016.01.05  高まる地政学的リスクにリスクオフの動き

大発会はビックリするくらい下落しましたね。

年末の時点で日経平均先物が日経平均株価の終値に対し270円ほど下げていたので大発会の渋い値動きは予想できましたが、まさか500円を超えるような下落になるとは思っていませんでした。

この下落の原因は年末のNYダウの下落などに加え4日の中国市場で株価が上海、香港共に急落した事が原因らしく、それを受けてリスクオフの動きが広がり円買いが進んだ事も相まっての日経平均大幅下落になったようです。

その流れは欧米市場も引き継ぎ昨日のNYダウは一時400ドルを超える下落となり、取引終了にかけて若干持ち直したものの終値でも276ドル安。

そうなれば当然日本市場にも悪影響がある訳で、今日の日経平均株価は前日比76円安の18,374円で取引を終えています。

2016年1月5日 日経平均株価

年末の時点ではそれなりに強い抵抗線になってくれると期待していた青線75日移動平均線はあっさりと突破され、しかも昨日の582円安という急落にも関わらず窓をほとんど空けておらず「窓埋めガ〜」という頼みの予想も出来やしない。

2016年1月5日 NYダウ

ただ、NYダウに関しては前回も用いたトレンドラインを一時下抜いたもののその後持ち直してくれたので一応この線は生きていると仮定し、下限は17,000ドルくらいと予想したい。

ここ3営業日くらいで世界の市場は軒並み下落しておりさすがにちょっと下がりすぎ感があるので、そろそろ一度反発に転じるのではないかな〜と感じています。

困ったちゃんはドル円で、12月16日の米利上げ以降まったくやる気を見せない。

2016年1月5日 ドル円

昨日は一瞬118円台に突っ込む場面も見られ、現在は少し持ち直して119円台半ばで推移しておりますが、いまいち方向感が掴めません。

不気味なのはサウジアラビアがイランとの国交断絶を発表した事で、これに続きバーレーンとスーダンもイランとの国交断絶を発表し中東は混沌としてきています。

中東のきな臭い動きは地政学的リスクを意識させリスクオフの動きが広がる可能性もある。

今のところ中東情勢に最も反応しそうな原油相場は落ち着いているものの、これがより険悪になる事によって安全資産の円が買われ株式市場への投資が控えられる事も考えられます。

「宗教って救いどころか争いやトラブルばかり生んでね?」

もちろん宗教や神の存在が心の支えになっている方も大勢いらっしゃるのでしょうが、信仰心のかけらもない無宗教の私はこんな想いで胸が一杯。



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