勝手に相場観


2016.01.07  世界の市場に広がる下落の連鎖はどこまで

…なんかヤヴァイ感じ?

今日の日経平均株価の終値は前日比423円安の17,767円と4日続落し、底が見えない状況となってきました。

NYダウの連日の大幅下落や中国株の急落、日経平均株価もそれにつられ大きく下落しドル円は117円台まで円高に、そしてつい2日前まで1バレル36円台だった原油価格は現在急落し33ドルを挟んだ動きと悪い連鎖が続いている印象を受けます。

問題なのはその連鎖がいまだ断ち切れていない感がある事で、日経平均先物やNYダウの先物はさらに値を下げています。

まず日経平均株価ですが、チャートを見てみると…

2016年1月7日 日経平均株価

まず目に付くのが大納会では19,033円だった終値が年明け以降4営業日で18,000円をゆうに割ってしまった急落ですが、一昨日の記事でも触れたようにこれだけの急落にも関わらず窓を空けないしっかりした下落が個人的には不気味に写り、まだ下値の余地を残している印象を受けます。

テクニカル的には主要な移動平均線の一番下に位置していた青線75日移動平均線を下抜き、また一目均衡表でも1月5日の時点ですでに雲を下抜いてしまっているので、現在の下値メドは青丸9月29日に付けた安値である16,900円あたりになるでしょう。

ここに至るにはまだ800円以上下落する必要があるためまだまだ大丈夫な感もありますが、今の市場は若干パニックの様相を呈していますので、予想に反してアッという間に到達する可能性もあります。

中国のサーキットブレーカーは逆効果?

今回のパニックを引き起こしている原因は中東情勢の緊迫化や米株やドルの下落、原油価格の急落、北朝鮮の水爆実験など様々ありすべてが複雑に絡み合って悪循環を引き起こしているのでしょうが、今日の日経平均株価の下落の大きな要因はやはり中国。

中国は今年から相場が急変した場合に備え前日比で5%変動した場合は15分の取引停止、7%変動した場合は終日の取引停止を行う「サーキットブレーカー」の制度を始めましたが、今年最初の取引である4日にいきなりこれが発動し、そして今日7日も寄り付きから大きく売られ取引開始30分で再びサーキットブレーカーが発動と大いに荒れています。

サーキットブレーカーによる強制的な取引終了は市場参加者のパニック売りを抑制し冷静になる時間を与えているようにも見えますが、一方で底が見えない状況を作り出しているようにも見え、かえって市場の不安を煽っているのかもしれません。

この悪循環や下落の連鎖の流れを止めるにはどこかの市場で底入れの兆しを見せなければならず、今日の欧米市場に期待したいところですが…

これを書いている午後8時半現在の日経平均先物は17,500円周辺と日経平均株価の終値より200円以上安い水準で取引されておりドル円は117円台半ば、そして何より怖いのがNYダウの先物が昨日の終値より400ドル以上下げている事。

米の株価は日本市場と違い窓を空ける事はほとんどなく前日の終値付近から取引を開始するので、さすがに400ドル以上の下落にはならないと思いますが…

この辺でそろそろ下げ止まってくれないと人生を終えてしまう人が出ちゃうよ。



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