勝手に相場観


2016.01.16  止まらない下落連鎖の底値を予想してみる

止まらないのね…

木曜日のNYダウが大幅に反発した事や原油価格に若干の持ち直し感が出た事、ドル円も118円台にあったことなどから金曜日の日経平均株価は取引開始直後には前日比350円を超える上昇になる場面があったものの、その後はジリジリ進む円高と中国株の急落によって上昇幅を縮小し終わってみれば前日比93円安の17,147円。

私自身木曜日の記事を書いている時点で木曜日に9月の安値を割り込まなかった事や底入れ感が見えた事などから「下落の連鎖は止まり金曜日は大幅に上昇するだろう」と見ており「何か買っておけば良かったかも」と感じていたくらいなのですが、結局下落するのね…

そして、皆さんもご存知だとは思いますが問題はその後の市場の動き。

金曜日の米市場は中国株の下落や1バレル30ドルを割ってしまった原油相場の影響でNYダウは一時500ドル以上値を下げ、終値でも390ドル安の15,988ドルとおよおそ5ヶ月ぶりに16,000ドルを割ってしまいました。

ドル円相場は117円ちょうどくらいでシカゴの日経平均先物は金曜日の日経平均株価の終値より400円近く安い16,750円で取引を終えています。

2016年1月16日 日経平均株価

これにより月曜日の日経平均株価は去年9月29日に付けた安値16,901円を割り込む事は確実で、1年ぶりの安値となるでしょう。

ただ市場関係者の間ではさすがにそろそろ底だろうと見られており、週明け月曜日を底に反発に転じる可能性もあるものの、今の相場は中国と原油価格次第である事から、ここがさらに下落するようであれば日経平均株価の下値拡大の可能性も考えておいた方がいいのかもしれません。

いい加減底打ちの観測が出ているとはいえ、米株、日本株、中国株、ドル円、原油価格すべてで短、中期的な下降トレンドとなっており、ここで買っていく事はいわゆる「落ちるナイフを掴む」逆張りの典型でもあります。

逆張りは上手くはまって底を拾えれば大きな利益を生み出す一方、底が見えない中で拾っていく事になりますので、あっという間に損失が拡大する可能性もあります。

私も逆張り大好物なんだけどね。

一応私なりに底を考えてみると…

月曜日に一時16,901円を割り込むとして、それ以降の下値メドを考えると終値ベースでは去年1月14日の16,795円もしくは一昨年12月16日の16,755円が、取引時間中であれば去年1月16日の安値16,592円が視野に入ってくるでしょう。

日経平均株価は2014年10月から今の上昇相場が始まっており、特に同10月31日に発表された日銀による異次元緩和が大きなインパクトを与えたのですが、実はこの異次元緩和が行われた10月31日の前後…つまり30日と31日、そして31日と11月4日の間には窓が空いており、この窓はどちらもいまだ埋められていません。

まずは2014年10月31日の高値16,533円と上でも書いた2015年1月16日の安値16,592円の間

幅は約59円と小さいものの窓が空いており、かつ埋まっていない事から、これを埋めた後反発に転じる可能性もあるかと。

そしてもうひとつは2014年10月30日の高値15,701円と同31日の安値15,817円の間の116円分の窓となりますが、さすがに15,000円台まで下落する事は考えづらいのであくまでも「ここにも埋まっていない窓があるよ」という参考に。

と言う訳で、現状で下値のメドは16,500円あたりまでと思われ、それに接近するであろう来週はじめは絶好の仕込みチャンスとなるかもしれません。

買っちゃう? 買っちゃう!?



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