勝手に相場観


2016.01.23  株価大幅反発に短期的な上値メドを予想

いきなり来た反発。

日経平均株価が一時300円以上値を上げ、いったん反発の動きを見せつつ午後に入って急落し結局398円安の16,017円と、16,000円はどうにか維持したものの原油安も円高も止まらずお葬式ムード一色だった木曜日から一転、金曜日は凄まじい上昇を見せました。

というのも、木曜日の夜からドル円相場円安に振れだし原油相場も上昇、それを受けてNYダウが115ドル高となった事で金曜日の日経平均株価は取引開始から300円以上値を上げていました。

日本市場が開いた後も円安と原油相場上昇は続き、日経平均株価はさらに上昇し終わってみれば前日比941円高の16,958円と吹っ飛び。

驚くべきはその後も円安は止まらず金曜日の終値は118円台後半、原油相場も木曜日には1バレル28ドルくらいだったものが現在は32ドルを超えており、金曜日のNYダウは210ドル高と大幅に続伸している事。

これにより日経平均先物は金曜日の日経平均株価の終値より300円ほど高い17,260円で引けており、週明け月曜日の日経平均株価の17,000円突入は確実な情勢となっています。

これには原油高や円安はもちろん、欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁がさらなる追加緩和を示唆した事や、今月28、29日に開かれる日銀の金融政策決定会合での追加緩和を期待する向きが相場を押し上げたとも。

それにしても今回の一連の反発、どこまで持続力があるのでしょうか?

2016年1月23日 日経平均株価

金曜日は941円高と急騰した日経平均株価もチャートを見て気になるのが1343円高という歴史的な上昇幅を記録した赤丸の2015年9月9日の形と似ている事で、「反発やっほい♪」とか浮かれていると地獄に叩き落される可能性も。

まあ今回は金曜夜にも原油高に円安、欧米株価上昇というプラス材料が重なっておりますので、一時的にでも17,000円を大きく上回るのは確実と思われます。

という訳で、今回は久〜しぶりに上値の予想というポジティブな話題に触れてみる。

株価の上昇メドと今後の動向

急落後の反発で上値の目安になるのは移動平均線や3分の1戻しなど様々あるものの、今回はあまりあてにならない25日移動平均線ですら18,000円あたりにありますし、緑丸の2015年大納会の高値からの3分の1戻しとなると金曜日の時点ですでにほぼ達成してしまっています。

個人的にはこういった時に一番目安となるのが「半値戻し」と見ているので、今回はそこに言及してみます。

…「言及する」とかもっともらしい事書いてるけど、緑丸の大納会のローソク足は大まかに19,000〜19,100円くらい、青丸12月初めの高値が約20,000円である一方、21日木曜日に付けた安値がほぼ16,000円とどれも非常にキリがよく、半値戻しを計算するにも超簡単。

つまり今年からの急落の半値戻し水準は17,500円付近であり、ここ数ヶ月の山の頂点から見える半値戻しは18,000円になるの。

そうなの。

仮に来週以降17,500円を試し突破するような展開になっても、この17,500〜18,000円のゾーンでいったん頭を押さえつけられる可能性があり、安いところで仕込めた方はこの辺でいったん利益確定する事も考慮した方がいいかもしれません。

一方、日経平均株価に比べて中国株や米株の戻りは鈍く、ここがしっかりとした上昇基調になれば日本株も買い戻しの機運が高まると見られます。

現状では21日の16,017円が底値になる可能性が高く、いったん調整入りしてもここをさらに下回るような事は無いのではないかと考えます。

相場を大きく動かす可能性があるのは26、27日に開催されるFOMC(米連邦公開市場委員会)と28、29日開催の日銀による金融政策決定会合で、特に決定会合では金融政策の現状維持で失望売り、追加緩和で急激な円安株高になる可能性があります。

たぶん追加緩和は行われない気がするが…

今週末は株価急騰で市場に若干明るい兆しが見えてきたものの方向性を決める鍵となるのは来週だと思われますので、市場の急激な動きに一喜一憂せず各国中央銀行のオッサンオバサン共の動向を見守りますか。



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