勝手に相場観

2016.10.08  やや弱めの9月雇用統計も影響は限定的か

私よ。

金曜日の日経平均株価は今週に入って4日続伸していたこと、雇用統計が控えていたことなどから若干売りが先行し、終値は前日比39円安の16,860円だったわ。

…キャラが安定しねぇ…

水曜日に発表されたADP民間雇用者数は市場予想を若干下回るも雇用統計には一定の楽観論が広がっており、もしかしたら今回の雇用統計でドル円は105円に迫るのではないかなんて見方もありました。

が、結果は非農業部門雇用者数で市場予想の17.5万人増に対して15.6万人増に、失業率は前回から横ばいの4.9%予想に対し結果は5.0%と若干悪化。

非農業部門雇用者数、失業率ともに市場予想を下回ったものの数字としては及第点で、12月の連邦準備制度理事会(FOMC)での利上げ確率は60%以上を維持している模様。ちなみに11月FOMCでの利上げ確率は10%切っています。

利上げの焦点となる12月の確率が変わらなかったことで市場は大きく動かないかと思われましたが、反応としては株安ドル安に動き、NYダウは一時119ドル安まで売られるもののその後持ち直して28ドルの小幅安、ドル円相場は発表前から1円近く円高の102台後半で取引を終えています。

これを受けた日経平均先物は16,780円と金曜日の日経平均株価の終値16,860円を80円ほど下回り、月曜日の日経平均株価は軟調な寄りが予想されます…と思ったら日本では月曜日は体育の日なので週明けの動きは月曜日の海外市場頼みか。

  相場の10月2週(11〜14日)の予想は?

私の予想では来週10月2週の動きは、上がったり下がったり、時には急騰したり急落したりしながら絶妙な価格形成をすると思います。予想レンジは日経平均株価10,000〜30,000円、ドル円相場は80〜120円の間に収まる公算が大きいでしょう。

…さて、金曜日は株価、ドル円共にそれまでの急騰もあって軟調に推移ましたが、チャートの形の上では悲観するほどのものでは決してありません。

2016年10月7日 日経平均株価

金曜日の日経平均株価は39円安となったものの、この日の下落で木曜日に空けた小さな窓を埋めており、また今週に入ってひたすら上昇を続けていただけに今後の上昇に向けたちょうどいい押し目のようにも感じます。

週明け火曜日の株価は月曜日の海外市場の動きによって決まるため、まだどうなるか読みづらい面はあるものの、金曜日の安値は16,820円と下ひげが短くもし大きく下落して始まるようなら窓を空けることになりますから、大幅安での寄り付きっぽい雰囲気だったら寄りで買ってみるのも面白いかもしれません。

2016年10月7日 ドル円

一方のドル円相場、9月27日に100円に接近してからは順調な円安基調を描いていて、特にここ数日は円安が加速気味でしたから株価同様こちらもこのくらいの円高は十分想定内といえるでしょう。

もう少し円高に振れるとしても、長らく抵抗線として立ちはだかってきた青線75日移動平均線を今度は支持線とし102円半ば付近で踏みとどまってくれると今後に期待が持てます。

来週の予想レンジとしては日経平均株価が75日移動平均線のある16,500円から思いのほか強い上値抵抗線となっている17,000円の間で推移すると考えられ、状況によってはそこにプラスαといったところでしょうか。

現状としてはやや弱めの9月雇用統計が足を引っ張りかねないものの、12月利上げ観測が後退したわけでもなく、ドル円も1円ほど円高になったことで影響はこの辺に留まりここからはあまり大きく動かないのではないかと感じています。

ドル円は75日移動平均線のある102.5を死守して欲しいところではあるものの、現段階ではもう少し下にある25日移動平均線…102円付近まで視野に入れておくべきで、上はせいぜい105円くらいまででしょうか。

…ん、ちょっと前も予想レンジを書いたような気が…

  少し気になる日本郵船の特別損失計上

来週の相場に関わるちょっと気になるニュースとして昨日夜に日本郵船<9101>が1950億円の特別損失を計上するという報が入ってきました。

今週に入ってから海運株は好調で、特に金曜日の日本郵船は出来高3位、終値は9円高の206円で上昇率4.57%と活発に取引され大きく上昇していただけに、市場に嫌な雰囲気が広がる可能性もあります。

私自身商船三井<9104>をよく取引するので海運株の動きは注視していて、今回の日本郵船の特別損失計上で当該株はもちろん他の海運株にどのくらい影響が出るのか見極めたいところです。

大幅上昇したその日の取引終了後で、しかも3連休前に多額の特別損失を発表って微妙に悪意を感じざるを得ないよね。日本郵船株持っている人は3連休中悶々として過ごさなきゃいけないという嫌がらせ。


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