勝手に相場観

2016.10.29  11月上旬は相場を左右する材料目白押し

日経平均株価は昨日17,400円を突破し終値は17,446円と、いよいよ4月25日の高値17,613円が視野に入ってきました。

その大きな要因は、壁と思われた105円を突破したドル円相場で、とうとう円安本格化か…と思いきや、昨日の欧米時間では日本時間の未明に突如ドルが売られ104.7あたりで取引を終えています。

これまでも何度か取り上げているように金曜日のNYダウも相変わらず終値で25日移動平均線を上回れず小幅安、原油価格も下落して1バレル48ドル台と50ドルからやや離れてしまい、来週に向けて不安を残す週末となっています。

28日から開催されている石油輸出国機構(OPEC)とロシアやカザフスタンなど非加盟国を交えた協議では難航が伝えられ、それが原油安やドル安、米株安に繋がった模様。

まあ豊富な石油資源に頼りっきりでまともな経済が発展しない成金途上国やならず者国家での話し合いなんだから難航するわな。

この会合は今日までの日程ですから、結局なんの合意もなされなかった…なんてことになると来週の相場は荒れ模様で、せっかくの円安株高の流れを止めかねません。

とはいえ連中も合意がなされなければ死活問題だから、原油価格を上昇させ自分らの懐を温めるためにも多少の妥協と協調は見せると思いますが…

  10月5週(11月1週)の相場予想は?

知りません 分かりかねます いやマジで

…投資家失格っぷりを何のひねりもないクソ川柳に乗せてお送りしてみました。OPECの協議がどうなるか分からない現状では私くらいのプロっぽい雰囲気を演出する投資家といえども非常に予測が立てづらいですよね。いつものことだが。

とりあえずOPECの存在を無視するなら、来週から再来週にかけてが中間決算発表のピークなので日経平均株価などの指数より個別銘柄の動きに注意するべき。そしてここではかなり明暗が分かれそう。

11月1、2日には米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催されるものの、ほぼ利上げはないと見られていますから無風に終わると思われ、12月利上げを見据えるという意味で4日に発表される米雇用統計のほうが相場を動かしてくるでしょう。

ただ、8日には米大統領選を控えており、ここにきてクリントン氏が国務長官時代に私用メールを用いた機密情報のやり取りがどうのこうのという問題が再浮上し、クリントン有利は変わらないもののちょっと嫌な感じ。

材料面から考えれば11月1、2日のFOMC、4日の雇用統計、8日の米大統領選、そして再来週まで相次ぐ決算発表など様子見ムードが漂いそうなものがてんこ盛り。

ましてOPECの協議結果も分かっていない現状、予想はなかなか難しいよね。(言い訳)

週明けの相場には原油減産で合意にこぎつけられるかどうかが色濃く反映されると思われ、その後は様子見ムードから調整気味に推移…というのが無難な見方になります。

そう考えると来週の日経平均株価は4月25日の高値17,613円を突破するかどうかも怪しく、予想レンジは17,000〜17,600円くらいになるでしょうか。

ドル円相場に関しては、目先200日移動平均線がある107円や7月21日の高値107.49が視野に入るものの、様子見ムードが漂いやすいであろう来週の状況から考えるに103〜106円くらいが妥当で、仮に金曜日に発表される雇用統計が市場予想を大きく上回ってくるようだと107円も視野…といったところ。

今日のOPEC加盟国、非加盟国の協議で明確な原油減産が示されれば一気に原油高ドル高株高に振れる可能性は残っているものの、参加している国が国だけに突っ込んだ議論と合意にはあまり期待しないほうがいいかもしれません。


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