勝手に相場観

2016.11.24  トランプ相場で意識される持たざるリスク

きょおのにっけいへいきんかぶかのおわりねはぜんえいぎょうびひ170えんだかの18,333えん。


…昨日は勤労感謝の日で祝日だったため東京市場は動きませんでしたが、米では耐久財受注やミシガン大学消費者信頼感指数など指標の多くが好調で株高ドル高は止まるところを知らずガッツンガッツン上げています。

好調な指標を受けそれまで111円を挟む動きだったドル円相場は一気に112円を突破、今日の東京市場でも円安傾向は変わらず112円台後半で推移しています。

それまでは5月30日の111.45付近が抵抗線になるかと思っていたのに、あっさりと上抜いてきましたよ、ええ。

我慢して株を持ち続けていれば…

今日は米市場が感謝祭で休場になりますので夜は動意に乏しい展開になることが考えられますが、感謝祭明けはブラックフライデーで本格的なクリスマス商戦が始まりますので、なんか色々お祭り騒ぎになりそうな予感。

ダウ20,000ドルとか行っちゃうの?

  メドが意味をなさない相場

私のようなヘボ投資家はもちろんアナリストなどのプロでも相場の行方をうらなう際にはチャートを用いてテクニカル面から上値や下値のメドを探ります。

それは「直近高値」や「移動平均線」「雲」「トレンドライン」など様々ですが、これがある程度の信頼を得ているのは多くの投資家がそれを意識することで心理的な支持線や抵抗線ができるからで、当然ながら米大統領選前後も活発に行われてきました。

しかしトランプ氏勝利という予想外の展開はさらに予想外の急激な株高ドル高を引き起こし、私たちが予想する上値抵抗線やメドをことごとく突破、無力感と無能感を痛感している次第でござんす。

「窓ガ〜→無視」「〇月〇日の高値ガ〜→ガン無視」という状況の中クッソ古い神社の階段よろしく凄まじい角度で上昇を続ける日経平均株価やドルには戦慄を覚えるが、い…一応今日も窓空けてるの…

ほんとはもはやチャートを持ち出す気にもならないのだが、こんな状況にあっても一応信頼に値しそうなのがボリンジャーバンドか。

2016年11月24日 日経平均株価 ボリンジャーバンド

ご存知の方も多いと思いますが一応簡単に説明しておくと、株価の95%はボリンジャーバンドの「+2σ(シグマ)〜-2σ」の間に収まるとされており、これだけ急騰劇を演じている現在でも一時的に+2σを突破してもすぐに戻される展開が続いていました。

しかし今日は「+2σ=18,319円」に対し終値は18,333円と、トランプ相場が始まってから初めて+2σを抜けて取引を終えました。

まあ、だから明日は下落するかといえばそういうわけでもなく、株価同様+2σがこれだけ急上昇していると、これに沿って上昇を続ける可能性も十分あるから困ったもの。

デイトレードをしている場合は+2σを抜けたところで売ると良い感じかも。ただし強烈な上昇トレンドであることは間違いないので持ち越しは危険です。

経験則では2σを超えた翌日は反落や反発をするイメージがありますが…今見たらドル円113円突破してるし、明日も上昇かね。

…これってアレ? 持たざるリスクってヤツ?

2012年末からのアベノミクス相場でも“持たざるリスク”を意識させられました。株を持っていなくても損をするわけではないのに損をした気分になるアレです。

持たざるリスクなんて本来存在しないものですが、やっぱり焦ってしまいますよね。


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