勝手に相場観

2016.11.26  強気継続もOPEC総会と雇用統計に注意

どうあっても上昇は止まりそうにないですね。

金曜日の日経平均株価は円安を背景に一時前日比149円高までまで買われるも、昼の休憩時間に若干円高に振れたのをきっかけに急落しマイナス圏に沈んだため「やや調整?」と感じたのもつかの間、引けにかけて買い戻され終値は前日比47円高の18,381円

ドル円は相変わらず113円台ですし、NYダウも4日続伸と非の打ちどころがなく、まだまだトランプ相場は終わりそうにない。

一応の懸念材料としてOPEC総会があります。28日に行われるOPEC加盟国、非加盟国による事前会合にサウジアラビアが参加しないとの意向が伝わると、30日に行われるOPEC会合での減産合意に不透明感が広がり原油安になっているのはどう影響してくるのでしょうか。

25日〜26日未明にかけて原油は前日比4%以上下落し1バレル46ドルちょうど付近で取引を終えておりますが、米株はピクリとも反応していないから、もはや原油価格よりトランプ様って感じなんですかね?

来週はそんなOPEC会合に加え12月2日金曜日には11月米雇用統計が発表されます。

最近の米指標の強さから考えればこの雇用統計が利上げ判断の総仕上げ的な意味合いになると思われ、市場予想を大きく下回らない限り12月13、14日に行われるFOMCでの利上げ予想が覆ることはないと思われます。

今の円相場はすでに利上げを織り込んでいることを考えれば、雇用統計が強い結果になってもそれほど円安になるとは考えにくく、どちらかというと下振れへの警戒感のほうに注意が必要かもしれません。

11月5週(28〜2日)の相場予想っぽいもの

先ほども書いたようにOPEC会合への思惑、そしてすでに利上げが織り込まれているからこその雇用統計への警戒感などがあり、いくら米のトランプ期待が大きいからといっても来週はさすがにこれまでのようは急上昇は望めないと思われます。

…思われるんだけど、これまで市場関係者の予想をことごとく裏切ってきた今の相場を考えると、何が起きるか分からないよね〜。

今の日本株の急騰を支えている一番の要因は円安で、大統領選前後からの凄まじい円の売られっぷりを考えるといつドルが急落してもおかしくなさそうですが…

現在の円安は米大統領選が前日の11月7日あたりから始まっており、同4日の時点で103円ほどでしたから、トランプ氏勝利時のパニック的な売買を含めなければ15営業日でドル円相場は約10円円安になったことになります。

2016年11月25日 ドル円

あまりにも一方的な円安に感じる今のドル円相場ですが、2014年8月〜9月にかけての円安や2012〜2013年にかけてのアベノミクス相場時など過去を振り返ってみれば似たような事例はいくらでもあります。

2012年や2014年は数ヶ月足らずで20円ほど円安になっており、またその後もしばらくその水準を維持していることから、急激すぎるがゆえに反動が怖い今回も案外反落しないまま円安を維持、進行させていくのかもしれません。

来週の円相場は、雇用統計もあってさすがに円安にもブレーキがかかりそうなので114円は行くかどうか…と見ていますが、今の勢いや雇用統計後の円安も無視できないので予想レンジは無難に111〜115円あたりになってくるでしょうか。

日経平均株価は底堅さを考慮するなら24日に空けた窓埋めを完了する18,175円、突発的な“何か”で急落しても18日の窓を埋める17,884円まででしょうか。

上値はメドがないので予想しづらいものの、大きな材料に繋がるものも散見される来週の予想レンジは18,100〜18,600円あたりに収まってくるかと。

…超無難予想だな…

やはり無難に予想した先週の予想はドル円、日経平均株価ともに結果は予想を上ブレしていますので、まあ察しろ。

ただ、「損をしないことが最優先」という個人投資家の立場から言わせてもらうと、急騰相場は投機筋などの機関投資家が作り出しておりいつハシゴが外れるか分からないため、そうなった時の対応もしっかり考えておくようにして下さい。

…といっても、定期的にこのサイトを見ている方にとっては耳タコだろうし、私がこう書いている時って概ね下落せず上昇を続けるので、まあ察しろ。



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