勝手に相場観

2016.12.11  アベノミクスに比べればトランプ相場は序の口?

株価とドルの上昇が止まりません。

先週末…9日金曜日は前日8日のNYダウが65ドル高で史上最高値を更新したこと、ドル円相場が104円台半ばまで円安になったことなどが交換され前日比230円高の18,996円で取引を終了、1月4日のザラバでの年初来最高値を更新しました。

取引時間中は19,000円を超える場面もあり来週は確実にこれを超えてくるものと思われます。

というのも、ドル円相場は9日の欧米市場でとうとう105円を突破、NYダウも前日比142ドル高の19,756ドルと史上最高値を5日連続で更新。それを受けてシカゴの日経平均先物は金曜日の日経平均株価の終値より189円高い19,185円で取引を終えているからです。

これは年内のダウ20,000ドルあるかもしれないな。

2日ほど前は一時50ドルを割っていたWTI原油先物相場も50ドルを回復していますし、買いが買いを呼ぶ好循環な相場となっていますね。

この相場はいつまで続くんだろう?

FOMCで上がるのか下がるのか

今の相場を動かすとしたら13、14日に開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)。

今回のFOMCでは利上げが確実視されていますから利上げそのものには相場を動かす力はそれほどないと思われますが、今後の利上げのペースへの言及など先を見越したものが評価のポイントとなりそうです。

去年の段階では今年は3、4回の利上げがあると予想されていましたから、結局年1回に留まってしまった利上げのペースが来年はどうなるのか?そこが一番の焦点でしょう。

ここのところは何か大きなイベントがあるたび結果に関わらず株価やドルは上昇している印象があるのでFOMCでもその動きが出るのかどうかが気になるところ。

FOMC後は一服感から調整しそう…なんて見方もある一方、そういったネガティブなものを片っ端から否定してきたのがトランプ相場でもあり、こればかりは何とも…

2016年12月11日 日経平均株価

一応日経平均株価のチャートを見てみると、木曜、金曜と窓を空けて上昇しておりトランプ相場が始まって埋まっていない窓はすでに5つを数えますが、もうここは無視したほうが良いのだろう、たぶん。

トランプ氏が勝利してから約1ヶ月、こう見ると急騰しているようにも見えますが、過去を振り返ってみると…

2016年12月11日 日経平均株価 5年チャート

週足で過去5年のチャートを見れば新しいものから2015年初頭からの上昇や2014年8月末くらいからの急騰、中でもアベノミクス初期の騰がりっぷりに比べれば今回のトランプ相場の上昇など可愛いもの。

アベノミクスの時は日経平均株価は7ヶ月ほどで約6,000円上昇しており、それに比べるとトランプ氏が勝利した直後の乱高下を考慮しなければ上げ幅は1,500〜1,600円程度。

単純比較はできないもののアベノミクス相場は上記6,000円上げた時ドル円は約79円から104円…つまり25円くらい円安になっており、対してトランプ相場はやっと10円ほどの円安。つまりドル円相場や米株の水準を考えると上昇余地はまだまだ残されていそうにも感じ、アベノミクス同様国のトップが変わったことによる期待と考えればまだまだ序の口かも。

相場は水物ですから何かのきっかけで売りに転じる可能性は常にあるものの、ここは目をつぶって買ってみてもいいのかもしれません。

押し目待ちに押し目なしってやつ?

もし突然急落したらそれはきっと私が買ったサインですので、上昇しすぎて買えなかった人は私に感謝を、すでに買っている人は「ヤツめ、買いやがったな…」と心で呪っといて下さい。



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