勝手に相場観

2017.01.10  原油安や円高で相場失速 リスク意識も

3連休明け10日の日経平均株価の終値は先週比152円安の19,301円。

大発会こそ479円高と大きく上昇した日経平均株価ですが、その後は今日まで3日続落となっていて何とも嫌な雰囲気が漂っています。

先週末は比較的堅調な米雇用統計を受け円安に振れ117円ちょうど付近で取引を終え、成人の日となる9日は一時117円台半ばとさらに円安に動き日経平均先物も19,600円を超えていたため「連休明けは大場上昇か…」と思っていたのに、9日夕方から円高に振れ115円台まで円高になってしまうのだから相場って難しい。

それでも今日に日中には一時115円台前半まで円高になったのだから、やはり底堅さは健在か。

今回の円高の原因は原油安や11日に行われるトランプ氏の記者会見を睨んでのものと見られていますが、記者会見にこれだけ警戒感が出ているということは大統領就任はもっと警戒されそうなもの。

今日は10日、トランプ氏の大統領就任が20日なので、市場が動く日を逆算すると就任日含めあと8営業日。

トランプ氏の大統領就任が相場のピークという見方も根強く、もしそれを懸念するならそろそろ売られだしてもおかしくはありませんが…

トランプ氏大統領就任で上がるか下がるか

去年11月8日(日本時間9日)にトランプ氏が次期大統領になってから株価やドルは大きくかつ急激に上昇しましたが、年末が見え始めた12月半ばから勢いは失速、現在に至ります。

2017年1月10日 日経平均株価

5営業日前に緑線25日移動平均線に接近したのが12月30日大納会。この段階では年明けに不安が漂っていましたが、米株高円安によって大発会は大幅上昇しています。

ここで大きな窓を空けており、今現在はその窓を埋めに行きそうな気配も

25日移動平均線にも接近していて、明日、明後日あたりであれば窓埋めと25日線へのタッチが同じ水準になりそうですから、窓埋めが達成される19,176円あたりは支持線の反転も手伝ってチャンスになるかもしれません。

まあ今のクソ底堅さを考えたらそこまで下落するかも怪しいが…

2017年1月10日 ドル円

一方ドル円はすでに25日移動平均線を割り込んでいて、こうやって改めてドル円のチャートを見てみると12月15日の118.66円をピークとし着実に円高に動いている。

少し前にも書きましたが、ピークの118円台半ばから2円以上円安になっているのに株価はこれだけしか下落していないのだから底堅さは本物。

ただ、だからこそ一度売りに転じると一気に動きそうにも見える。

トランプ氏の大統領就任が迫る中若干怪しい動きになってきた市場。とりあえず日経平均株価が25日移動平均線を割り込むかどうかを注視してみましょうか。


総ページビュー
ユニークアクセス