勝手に相場観

2017.01.12  トランプ氏記者会見で意識されたリスク

トランプリスクが改めて意識されたのか、今日の日経平均株価の終値は前日比229円安の19,134円と大幅安。

注目されていた11日のトランプ次期大統領の記者会見では具体的な政策に言及しなかった反面、相変わらず海外に生産拠点を移した企業叩きに余念がなく、その矛先は製薬会社にも向かったため日本の製薬会社も大きく値を下げる結果に。

会見では日本を含めた国との貿易で多額の損失を出していると名指しで日本を批判し、なんか色々とやな感じ。

やりたい放題だな金髪ハゲジジイ。

そんなこともあってさすがにリスクを回避する動きが出たのか、日付が変わる頃は116円台後半だったドル円相場は現在114円台半ばと2円ほど円高になっています。

この流れがいつまで続くか分からないという不安はあるものの、アナリストや経済評論家などはトランプ氏大統領就任後の具体的な政策発表で再びドル高株高になると予想する向きが多く、とりあえず安泰…なのか?

「専門家」といっても予想が当たる確率は平均約50%なんて話も。…それ素人とまったく変わらないから。

投資も専門家の相場予想も順張りが基本なので、これまでのトランプ相場を見れば強気な予想にならざるを得ないのは仕方のないところだとは思いますが…

  トランプ氏大統領就任が迫るなか相場は?

10日の記事で今後の調整について多少触れたものの、11日の日経平均株価は反発したため下落への懸念は杞憂に終わるのかと思いきや今日の大幅下落ですよ。

2017年1月12日 日経平均株価

これによって青丸の窓が埋まり、かつ緑線25日移動平均線に接触…と思いきや一気に下抜いてしまった。この程度の下抜けなら明日反発して再び25日線の上に出れば「だまし」としてスルーされますが果たして…

状況としては窓も埋まったし、25日移動平均線の支持線としての機能を期待するなら反発しそうなものですが、形の上ではダブルトップにも見え、そう仮定するとネックラインは12月30日の安値18,991円になるでしょうか。

2017年1月12日 ドル円

ドル円はすでに短期的な下降トレンドに入っており25日移動平均線も割り込んでいることから、先行きは必ずしも明るいとはいえません。

今回のトランプ氏の記者会見では相変わらず独りよがりな方針や見方を述べるとともに記者の質問を受け付けない姿勢を見せたりと稚拙さと小物感を如何なく発揮。これを市場はどう受け止めるのか。

ドル円相場が114円台に突入しても19,000円を維持する日経平均株価は相変わらず押し目買い意欲旺盛で底堅いの一言に尽き、この動きが続く限りは急落という事態にはならないと思います。

ただ、外国人投資家が売りに転じれば我慢しきれなくなって買いに転じた個人投資家を巻き込み急落することも想定しておいたほうがいいのかもしれません。

とはいえ私が楽観論を書けば下落、悲観論を書けば上昇するというアノマリー(オカルト)も健在ですから、そのへんも考慮しておいたほうがいいのかな〜。


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