勝手に相場観

2017.01.17  日経平均大幅続落 政治的リスク回避の動きか

今日の日経平均株価の終値は前日比281円安の18,813円。

日経平均株価は昨日の192円安に続く大幅続落で、去年のトランプ相場時の楽観論はなりを潜めてしまっています。

これだけの下落になった原因は20日のトランプ氏大統領就任に加え、日本時間今日の夜に行われる英のメイ首相によるEU離脱に関する演説を警戒してのものという見方で、実際ドルやユーロに対して円は買われている。

ただ、円相場は対ユーロより対ドルでの強さが目立っているため、アメリカに対する警戒感のほうが強いのかな〜という印象。

昨日から114円を挟む動きに終始していたドル円相場は今日の午後に入ってドル売りが加速、東京市場が閉まった直後の現在113.4円付近にあります。

ブレグジット(英EU離脱問題)に関してはすでに決まったことなので今日のメイ首相の演説が市場に大きな影響を及ぼすことはないと感じているものの、問題はやはりトランプ氏の大統領就任でどうなのか…という点。

去年から1月20日がXデー…つまり上昇相場の終焉という声が多数あり、今の相場はまさにそれを見越して売られだしているような状況に見えます。

あれだけアホみたいに底堅かった株価が崩れだした現状をどう見るか…最新である1月1週(4〜6日)の投資家動向では相変わらず外国人投資家が買って個人投資家が売っている状況が示されましたが、もしかしたら1月2週(10〜13日)以降は外国人が売って個人が押し目で拾うという危険な状況に変わっているかも…

現在の相場のテクニカル的な観点は?

20日のトランプ氏大統領就任をはじめ政治的な動きに注目が集まっていますが、テクニカル的な観点ではどうなっているのでしょうか?

2017年1月17日 日経平均株価

日経平均株価はダブルトップのネックラインになると見られていた12月30日の安値18,991円をあっさりと下抜いてしまいました。

長期的には上昇トレンドであるものの短期的には完全に下降トレンドで、ネックラインを割ったことによる弱気が広がるようなら更なる下落も考えられ、そうなった場合の下値メドは青○の窓を埋める18,502円あたり、もう少し下を見るならトランプ相場の半値押しかつ75日移動平均線に接近する18,200〜18,300円くらいか。

上昇に転じるとしたら緑線25日移動平均線がある19,300円あたりがメド。これが上値抵抗線になるかもしれません。

2017年1月17日 ドル円

ドル円は…厳しいな。

ここからさらに円高に動くなら日経平均株価同様一連の円安の半値押しと75日移動平均線が重なる111〜112円がメドになると思われます。

いい加減下げ止まってもいい気もしますが、最近はトランプ氏の悪い面がクローズアップされている感があり、大統領就任が迫ってきて期待より現実を見るようになったということなのかもしれません。

20日の大統領就任までは警戒感が広がり、イベントを通過すれば再び上昇に転じるのではないか…という期待もなくはないんだけどね。

私のように押し目を待っていた人間にとってはチャンス到来のように映りますが、とりあえず株価、ドル共に半値押しを売買のひとつの目安に考えてみて下さい。

そこまで下がる前に上昇に転じることも想定するならちょこっとずつ買っていくと良いかもしれない…とは含み損クリエイターの私氏談。


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