勝手に相場観

2017.01.19  トランプ氏大統領就任前後は乱高下か

2017年に入ってから大発会こそ479円高と大幅に上昇したもののその後はじり貧で、一昨日の日経平均株価は19,000円を大きく割り込み18,813円と「トランプ相場は完全に終わったか?」思わせました。

しかし18日水曜日は18,650円まで下がった後上昇に転じて80円高、今日は円安が進んでいたこともあって大幅上昇し19,000円を回復する19,072円と以前の底堅さを取り戻した感があります。

17日に行われた英のメイ首相が演説ではEUへ準加盟国として残らず、移民の流入を制限、欧州単一市場からの脱退などハードブレグジット(強硬離脱)の方針を表明したため市場には緊張が走り、20日の米大統領就任も睨んで市場心理は冷えておりました。

しかし英では懸念されていた強硬離脱になっとはいえイベントを通過したこと、20日のトランプ氏大統領就任は警戒されるも、その後のアク抜けや政策期待から再び買われるのではないかという期待もあってか、相場には活気が戻ってきた感じ。

つまりなんだかんだで市場はまだまだ楽観的らしい。

ただ今日の大幅上昇は、昨日のイエレンFRB議長による講演の中で「雇用と物価の両面で目標達成に近づいている」という認識を表明し、2019年まで“年に複数回”の利上げに言及したことからドルが買われたことが要因。

最近トランプ氏周辺ではドル高をけん制する発言も飛び出していますし、トランプ氏の大統領就任後もまだまだ予断を許さない状況と見るべきかもしれません。

ヤツの暴言一発で相場がひっくり返るからな。

  年初からの円高株安を抜け切れるか?

今日の大幅続伸で17日までの円高株安にいったんは終止符を打った形の市場ですが、この流れは続くのでしょうか?

正直予想は難しい…いつものことだが。

2017年1月19日 日経平均株価とドル円チャート

日経平均株価もドル円も25日移動平均線と75日移動平均線に挟まれたところに位置し、現状ではどちらに向かってもおかしくない状況。このまま上昇するなら緑線25日移動平均線が抵抗線となるかどうかって感じでしょうか。

トランプ氏の大統領就任式は明日20日(日本時間21日)に行われるため、明日の東京市場はこれに対する思惑で大きく動くことも考えられます。

つまり明日はトランプ氏大統領就任前の最後の取引となり、トランプ相場を期待するなら「買い」、円高けん制発言や政策の不透明性などリスクが大きいと感じるなら「売り」というスタンスになるでしょう。

…誰でも考えつく当たり前のこと言った。

FRBの動きとしては利上げのスタンスですからドル買い圧力になるものの、これをトランプ大統領がどこまで容認するのか…とりあえずの焦点はそこなのかな?

これらの直撃を受けるFX(外国為替証拠金取引)をやっているなら血沸き肉躍る状況ですが、隅っこでせこせこ日本株を取引している私としては様子見になりますかね、いっつも様子見している気がするけど。

上昇したら「急落怖し」、下落したら「急落怖し」って書くだけの簡単なお仕事です。

…いや、細々とデイトレードとかやってるのよ、これでも。


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