勝手に相場観

2017.01.31  顕在化してきたトランプリスク

なんかやな感じ?

先週はトランプ大統領就任前後に下落した分を補って余りあるほどの上昇を見せ「トランプ相場の再来か!?」と期待させましたが、今週に入ってトランプ大統領の移民政策などが懸念され円が買われています。

先週末に115円台前半だったドル円相場は今日に入って113円台で推移、トランプリスクも相まって日経平均株価は327円安の19,041円。どうにか19,000円で踏ん張った格好か。

去年の11月からの上昇を支えたのはひとえにトランプ大統領への期待感からで、米株高とドル高あっての日本株上昇。その米市場が崩れれば日本株も道ずれになるのは自明の理ですよね。

ここから上昇を見込むなら押し目買いのチャンスのようにも感じますが、トランプ大統領の評価や政策が定まらないうちはちょっと怖いですね。

日経平均株価20,000円とか22,000円とか言っていた頃が懐かしいな。

テクニカルは悪化の一途を辿る

日経平均株価のテクニカル面で注視するべきは2点。

2017年1月31日 日経平均株価

まずはここ最近2回支持線として機能している青線50日移動平均線に接近している現在、三度この線が支持線として働くかどうか。

移動平均線としてはこれを下回ると赤線75日移動平均線まで支持する線が無くなることになり下落に勢いが付く可能性がありますし、逆にここで踏ん張れれば上昇トレンドの継続も期待できます。

2017年1月31日 日経平均株価の一目均衡表

一目均衡表も同様に今日の大幅下落によって分厚い雲が目前に迫ってきていて、雲の上限を支持線にできるかどうかが今後を大きく左右しそうです。

このまま明日以降も下落するようなら50日移動平均線と雲の上限を同時に下抜く可能性があり、そうなるとテクニカル面で厳しくなってきます。

2017年1月31日 ドル円

一方でドル円の方はすでに青線50日移動平均線に押さえつけられる嫌〜な感じになっていて、これまでも何度か取り上げたように、今日緑線25日移動平均線とのデッドクロスが成立しています。

今日、明日の日程で開かれている米連邦公開市場委員会(FOMC)では利上げ見送りとなる公算が高く、またトランプ氏のドル高牽制の動きも加わりドルが売られやすい状況で、仮に3日の雇用統計が弱い数字になろうものなら75日移動平均線がある112円くらいまであっさり下がる可能性も。

ああ、そういえば今日日銀の金融政策決定会合で政策の現状維持が発表されたけど、予想どおりの空気っぷりでお疲れ様です。

今日のNYダウが続落となれば明日も荒れるか…ここ2日の円高はFOMCや雇用統計を警戒した一時的なものと思いたい…


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