勝手に相場観

2017.02.16  米利上げ期待高まるもドル高牽制発言に警戒感

今日の日経平均株価の終値は前日比90円安の19,347円。

注目されていた米の1月消費者物価指数は前月比0.6%上昇と市場予想を大きく上回り、前年同月比でも2.5%上昇と総じて強い結果となりました。

インフレ傾向がハッキリと見えたことから早期の利上げ期待が台頭、昨日の米市場ではドル円相場が一時115円を試す展開になり株価も上昇したため「明日(今日)の日本株は上昇するぞ〜」と思いきや、利益確定などからかドルが売られだし東京市場が開いてほどなくして114円を割り込み現在に至ります。

小安く始まった日経平均株価はそれに合わせて下落し、その後は大きく盛り返すこともなく100円安くらいをウロウロして引けましたとさ。

インフレや利上げへの期待が高まったにも関わらず思いのほかドルが上昇しなかった…というかむしろ下落した理由は、利益確定うんぬん以前にトランプ大統領のドル高牽制を警戒した動きと思われます。

2017年2月16日 NYダウ

NYダウが連日史上最高値を更新するアホみたいな上昇を見せているのに、ドルや日本株は足踏み状態というのはなんとももどかしい。

現状ではトランプ大統領の周辺からドル高容認発言でも出ない限り円安には動きづらい状況といえるのかもしれません。

  ドル円頭打ちで内需関連株に注目か

テクニカル的に見てみると、日経平均株価やドル円に明確な抵抗線が見えてきました。

2017年2月16日 日経平均株価

こう見ると日経平均株価には19,500円あたりに強い抵抗線があり何度もここで弾き返されているのが見て取れます。

とはいえ19,100円あたりには25日線や50日線、そして一目均衡表の雲の上限が走っており、ここが支持線として強く機能しそうな雰囲気で、積極的に下を試すような展開にもなりづらく膠着感を強めています。

2月10日に前日高値の18,991円から19,193円までの約200円幅で大きな窓を空けており、これを埋めにきてもおかしくない展開ではあるものの、押し目買いの意欲も強くそこまでは下がらないか。

一方、株価のカギを握るドル円はというと…

2017年2月16日 ドル円

ドル円は昨日も押し返されたように115円に明確な抵抗線があると見られ、そのラインには青線50日移動平均線がありますし、一目均衡表では現在雲の中にあって数日後には雲の上限が115円付近まで下がってくることから、この抵抗線はかなり強そう。

「115円」というきりのいい目安はトランプ大統領周辺からドル高牽制発言が出そうなラインでもあり上を試す展開にはなりにくく、だからといって強い米株や利上げ期待によって積極的にドルを売っていこうという流れにもならない。

ドル円が115円を突破してくれば日経平均株価も20,000円が見えるんだが…

ファンタメンタルズ(経済の基礎的要因)的にはドル高に振れやすい状況ではあるものの、当面はトランプ氏の顔色を伺いながらの取引になるといった見方になってくるでしょうか。

ドル円が渋いため輸出関連銘柄を中心に微妙な値動きを展開してますが、反面内需関連株は強い動きをしていますので、為替相場の先行きが見通せない現状ではディフェンシブ銘柄を中心に物色するといいかもしれません。

9日にも書いた私の悲しい保有株状況。とりあえず今日富士通を薄利決済し含み損ガッツリの三菱重工業を抱えながら内需を見ていこうかな〜とか考えています。

…あれ?私が内需を注目しているということは…

雪崩が来るの? そういえば今日明日は南風が入って暖かくなるから雪崩や落雪に注意ってあっちのチャンネー(死語)やこっちのジジイがテレビで言ってた。


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