勝手に相場観

2017.02.21  3月利上げ思惑で円安株高 買いのチャンスか?

20日月曜日は米市場が休場とあってドル円相場などは先週末から今日の朝方まで動意に乏しい展開が続き113円を挟んだ動きに終始していましたが、今日に入って円安に傾き113円台半ばとなっています。

その動きを受けて日経平均株価も上昇、終値は前日比130円高の19,381円。

この円安、ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁が講演で「3月の利上げを排除しない」と述べたことをきっかけにしているとの見方もありますが、継続性については未知数と言わざるを得ません。

現状ではドル円も株価も方向性に乏しい展開で、日経平均株価19,500円、ドル円115円を突破するには何か大きな材料がないと厳しいのかな〜という印象。

目先には22日のFOMC議事録公表があり、ここで早期利上げ期待が高まるならさらなる円安も期待できますが、最近大人しいトランプ大統領の動向も気になるところ。

売り浴びせるほどの材料も買い上がるきっかけもないというのが今の相場で、市場は新たな材料待ちといった様相を呈しています。

ああ、そうそう、18日の記事で三井化学を買ったと書きましたが、いつもどおり怖くなって昨日1円上がったところ(548円)で手放してしまったのですが、今日の三井化学さんは爆上げしてやがったよ。

…まあいつもの事だが…

これからの投資方針は?

株価、ドル共に現状は上がるのか下がるのか見通しにくい状況で、それだけに買っていいのかどうか迷うところですよね。

日本の株価に大きな影響を与える米の状況を見てみると、経済は安定していますし、NYダウは連日の史上最高値更新、利上げも今年2、3回見込まれるなど強気になってもいい材料が揃っています。

一時懸念されていたトランプ大統領によるドル高牽制発言もなりを潜めており(日本で報道されないだけ?)じわじわと円安になっていってもおかしくありません。

しかし実際にはなかなか円安ドル高にならない。

2017年2月21日 ドル円

ならばとテクニカルに目を向けると、ドル円のチャートをざっくり見る限り、短期・長期的には円安トレンド、中期的には円高トレンドといった感じで何とも微妙。

緑線25日移動平均線青線50日移動平均線赤線75日移動平均線が接近している状況にあって、25日線が50日線と75日線を下抜ているのは素直にネガティブな要因。

現状50日線がある115円の抵抗線はかなり強固と見られ、また75日線が上向きに推移していることから近々50日線と75日線のデッドクロスになるでしょう。

上昇トレンド時というのは上から短期線、中期線、長期線の順に並んでいるのが通常で、それはトランプ相場時のドル急騰を見ても分かると思います。一方下降トレンド時はその逆で、去年10月までの円高トレンドではほぼ一貫して上から75日線、50日線、25日線となってました。

現在25日線はすでに75日線の下に潜ってしまっているため、さらに50日線が下抜いてくれば形はかなり悪くなります。

前述のように長期的にはまだまだ円安トレンドですし、米経済や利上げペースを見る限り悲観する状況ではなく、あくまでも移動平均線を用いたチャート上の話ですが。

個別の株で見ると輸出関連株はやや持ち直しているもののちょっと怖いですね。

最近海運株の強さが目に付きますが、相関性の高いバルチック海運指数はここのところ一貫して下落傾向だし、こういう時は内需が無難なのかな?

米金利の先高観に期待するなら金融株も面白いかもしれませんね。配当利回りもいいので万が一の塩漬けにも適している…のか?

とりあえず私のように「ついつい先走って利確して大きな利益逃す」というパターンにはまらず、それなりに我慢できれば決して悪い地合いではないと感じています。小康状態だからこそ仕込むチャンスなのかもしれません。


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