勝手に相場観

2017.02.02  ドル円112円台で日経平均株価が雲突入

今日の日経平均株価の終値は前日比233円安の18,914円

今後の利上げをうらなう上で注目されていた米連邦公開市場委員会(FOMC)での声明は予想以上にハト派的で、トランプ大統領の政策や効果に対し懐疑的な見方などから米連邦準備理事会(FRB)も慎重な姿勢を取ったという印象でした。

これを受けた市場の反応はドル円相場が円高傾向、米株価は無反応といったもので、1日のNYダウは26ドル高で取引を終えました。

米株価の小幅高から日経平均株価は前日比4円高というしょぼ高で始まったものの、取引開始の時点で113円台前半だったドル円相場はその後じりじりと円高進行し東京市場の取引終了時点で112円台半ば。当然株価も急落しました。

今週に入って株価は急落していましたが、昨日は寄り付き115円安から持ち直しての106円高と底堅さを見せたため「なんだかんだで底堅いな〜」と感じていたところに今日の急落。

まだまだ予断を許さない状況が続くらしい。

FOMCで利上げ見通しを読み取ることができず、先月31日には米トランプ大統領が日本の為替政策を名指しで批判したりと積極的にドルが買われる状況になく、市場には何ともいえない停滞感が漂っています。

トランプ大統領やその周辺がドル高を牽制したからといって具体的なドル高是正の動きをとることは考えにくいものの、日銀総裁や日本政府関係者のそれとは違い口先介入でも影響力があるから困る。

  雲の上限を下抜いた日経平均株価

前回の記事では日経平均株価のテクニカル面において50日移動平均線ならびに一目均衡表の雲を下抜く可能性について言及しましたが、それが現実になりました。

2017年2月2日 日経平均株価の一目均衡表

昨日は雲に突っ込みながらもその後の持ち直しですぐに脱出。しかし今日の大幅下落によって雲の上限を下抜き雲に突入してしまいました。

50日移動平均線にしても雲にしても、明日明後日あたりに抜け出せば「だましだったね」で済む段階ではあるものの、それが叶わない場合は18,000円を目指す展開も視野に入れておく必要がありそうです。

2017年2月2日 ドル円

一方のドル円はもうなんかアレ。

青線50日移動平均線が完全に抵抗線化し、緑線25日移動平均線が50日線を下抜くデッドクロスはより鮮明になっていて、頼みの綱は赤線75日移動平均線様の支持線としての機能のみとなっています。

ちなみにドル円相場を一目均衡表で見ると日経平均株価に先駆け分厚い雲にINしており、中ほどを気持ちよく遊泳中。

ドル円は青○の113円ラインがかなり重要と見られますので、ここで踏ん張らないとだらだら円高に動く可能性があります。

…なんか私が書くと市場を悲観が支配しているような感覚に見舞われるかもしれませが、依然押し目買い意欲も強く市場はそれほど悲観的ではないと思うんですけどね。

トランプ大統領への期待・懸念・現実が入り交じり市場もどう動いていいか分からない状況とも見て取れますので、こういう時は短期間での上下動に一喜一憂せず方向感が定まるまでどんと構えておきましょう。


そういえば明日は2月3日。

世間では炒った豆を顔色が変な生き物に対して鬼の形相で本気で投げつける行為や、同じ方角を向いて無言のまま黒い物体をひたすら咀嚼するという、どっかの宗教も真っ青な不気味行為が行われるとかなんとか。

…そういえば生まれてこの方食べたことないな、黒いの。

ああ、そういえば2週間後には再び黒いのが関わる無縁イベントが…


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