勝手に相場観

2017.03.28  権利付き最終日で株高も円高株安のリスク健在

今日の日経平均株価の終値は前日比217円高の19,202円。

週明けとなった昨日はドル円相場110円台前半まで進行した円高の影響もあって19,000円を割り込んで取引を終えましたが、今日は終始110円台半ばと若干円安に振れていたため懸念が和らぎ大幅高になりました。

また今日は3月の配当や株主優待の権利付き最終日とあってそれに絡んだ買いも入ったと見られ、円安の幅以上に大きな上昇となった印象。

ただ、一連の円高の要因となった米のオバマケア代替法案採決の見送りによるトランプ大統領の影響力低下に対する懸念は払しょくされておらず、それはNYダウが8日続落していることからも見て取れます。

事実、昨日に比べ円安に振れたとはいえ110円台。これまで円高進行を考えると十分な戻りと言うにはあまりにも弱く、まだまだ予断を許さない状況に感じます。

昨日のドルの安値は110.11円とギリギリ110円台で踏ん張り切り返しを見せていますが、現状では110円割れのリスクが去ったとは言い難く、もう少し様子を見る必要がありそうです。

全世界が注目する私のポジション動向はというと、18日に報告したトヨタ自動車に関しては翌日に8,000円ほどの利益確定をしたが、もう一つの保有株三井化学様の含み損が相変わらずで、春を前にいい感じに切なくなっています。

2017年3月28日 取引報告

権利付き最終日が近い上にドル円相場が円高傾向であったため積極的な売買もできず、三井化学を抱えてしょぼ〜んってなっているわけだが、配当や株主優待に絡む思惑が無くなる明日以降はちょっと買いやすくなるかな?

ああ、そういえば三井化学の配当貰えるのか。たぶん税引き後4,000円くらいだと思うので含み損を考えると話にならない上に、明日は権利落ち日とあってどうせ大きく下落するんだろ。

  まだまだ油断できない市場の動き

オバマケア代替法案採決の見送りはトランプ大統領の求心力や実行力に対する不安を感じさせるものでしたが、これを先送りしたことで減税やインフラ整備といった政策に着手できるという期待も出ていることから影響は限定的と見られていました。

しかし相場の動きを見る限り、さらなる円高と米株の下落という結果になっており、トランプ大統領の政策に懐疑的な見方が広がっていることが見て取れます。

そもそも今回の採決見送りは本来味方であるはずの与党共和党の造反を抑えられなかったことに由来しているため、与党内にも敵がいることをハッキリと露呈した形。

そりゃ「トランプやベーじゃん」となるのも致し方ない。

日経平均株価は相変わらず方向感の定まらない展開が続いていて、上に行くのか下に行くのか読みづらい展開。

2017年3月28日 日経平均株価

昨日は終値で19,000円を割り込んだとはいえ15円ほどなのでだましの範囲内であり、19,000円はそれなりに底堅そうに見えるが、すぐ上には50日線と75日線が走っており抵抗線として機能しそう。

明日は権利落ち日ということもあって大きな上昇は見込みにくく、とりあえずは19,000円と50日、75日両線のどちらを抜けてくるかに注目といったところでしょうか。

2017年3月28日 ドル円

一方ドル円は短中期的には円高トレンドで、特にここ2週間くらいの円高はかなりきついものとなっているものの、110円を前にドルが下げ止まってきたようにも見えます。

ここからある程度の自律反発は十分望めますが、仮に円安に振れたとしても上値は25日、50日移動平均線とぶつかり半値戻し水準でもある112.5円くらいを想定しておいた方がいいかもしれません。

もちろん110円割れのリスクは健在なので、慎重を期すなら方向感が定まるまで手を出さない方が良いかと。

4月は株価が比較的上昇しやすいというアノマリー(説明はできないがそういう傾向にあること)があり、それを持ち出して4月楽観説を唱えているサイトも散見されますが…アノマリー自体一種のオカルトみたいなものなので過信は禁物か。

それだったら「私が買ったら株価下がるアノマリー」の方がよっぽど信憑性あるぜ〜。


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