勝手に相場観

2017.03.30  日経平均19,000円、ドル円110円維持できるか

…なんかこう、微妙な感じね。

28日火曜日に日経平均株価が217円高になった際は「権利付き最終日なので配当や優待を狙った買いが入っており翌日は下がる」と見ていましたが、29日の権利落ち日は14円高と配当落ち分とされる約130円を1日で埋めたため、市場は比較的楽観論が広がっているのかと思いました。

しかし今日は昨日の日中とほぼ同じ111円前半というドル円水準にも関わらず日経平均株価の終値は前日比154円安の19,063円と大幅下落。

昨日の底堅さはフェイクだったの? 1日遅れで配当狙いの株を売った感じ?

この動きの原因はトランプ大統領による今後の政権運営に対する懐疑的な見方が背景にあると見られ、それに加え最近では利上げへの期待もやや萎んでいる印象から米株もドルも渋い動きが続いてます。

目先には相場を動かすような大きな指標も存在せず、今日の米GDPや個人消費の発表でどうか…といったところ。来週4月7日に米雇用統計が発表されますので、それまでは動きづらい展開が続くのかもしれません。

結局は米頼み…この相場展開いい加減どうにかならんものか。

  日経平均19,000円、ドル円110円で底堅いが…

現在の展開は底堅いものの上値も重いという状況で、日経平均株価に関しては19,000円が、ドル円相場は110円が強い支持線となっています。

2017年3月30日 日経平均株価

見てのとおり19,000円を一瞬割り込む場面があってもすぐに戻しており節目の19,000円が相当意識されていることが伺えるものの、19,250円付近には50日と75日の移動平均線があってこれがガッツリ抵抗線になっている。

現状はこのどちらを先に抜けるか…という展開で、それによってある程度方向感が出てきそう。節目となる19,000円が底堅い分、仮にこれを割り込むと一気に崩れる展開も予想されます。

2017年3月30日 ドル円

ドル円相場は一時110円割れを試すも110.11円で踏ん張り、ここ数日横ばいで推移、下げ止まり感もあるようなないような、日経平均株価同様節目となる110円は底堅い雰囲気。あくまでも雰囲気。

チャートの形は明らかに悪く「いつでも110円割れを試してやるぜ」感がハンパない。

こちらも110円を割ってしまうとたがが外れたように円高に傾く可能性があり、ここら辺で踏ん張ってほしいところではありますが…

3月3週と4週の投資家動向を見てみると、外国人投資家がそれぞれ4000億円ほど売り越しているに対し、個人投資家が3月3週で1300億円、4週が3200億円買い越している。ちなみに外国人の売り越しは6週連続。

最近の渋い株価や配当、株主優待を期待して個人が買っていることが伺え、外国人が売って個人が買っているとなるとヤバい展開も考えられるか。

とりあえずの注目は日経平均株価19,000円、ドル円110円を維持できるかどうか。これを割り込むと海外勢がここぞとばかりに一気に売り浴びせてくる可能性がありますので注意しておきましょう。


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