勝手に相場観

2017.04.06  米雇用指標好調もFOMC議事録で急落

今日の日経平均株価の終値は前日比264円安の18,597円。

日本時間5日夜に米雇用統計をうらなう意味で重要なADP民間雇用者数が発表され、結果は市場予想の18.5万人増に対して26.3万人増と大幅に上回り、それを好感してNYダウは一時200ドル近い上昇。ドル円相場も111円台半ばまで円安に。

これを受けて「これで明日は含み損が減るなゲヘヘ」と爽やかな笑顔が自然と溢れていた私でしたが、朝になって相場の動きをチェックしたらなんか一変してた。

あんなに急騰していたNYダウは41ドル安になっており、ドル円相場は110円台半ば…一体何があったのかと調べてみたら日本時間の6日朝方に発表されたFOMC議事録ではバランスシートの縮小に言及していることが分かったらしい。

このバランスシート縮小、なんだか妙にややこしく分かりづらいのですが、簡単に書くとFRBが金融緩和のためにこれまで買い続けてきた債権などを手放すなどの金融引き締めの一種。ただ、それをやると市場が混乱するので再投資を終了するという形で縮小する方向らしい。

うん、よく分からん。

よく分からんが、要は利上げに頼らない金融引き締めを示唆するような形となり、しかも今回のFOMC議事録では一部の参加者から「現在の米株価は高すぎる」といった声が出ていて、全体的に市場に冷や水を浴びせる格好に。

3月FOMCでは利上げペースが思いのほか早まらないことが示され、しかもその内容は予想以上にネガティブであったため円高株安という形で市場が反応しています。

どうも相場の流れが悪い方向に向かっているような気がして、元本割れを起こす前にと私は今日保有株全てを損切りしてしまいましたが、私が我慢できなくなって放り投げたということは、そろそろ反発の兆しな気もするよね〜。

…損切りは半分くらいに留めておくべきだった気がする…

  そろそろトランプ相場の半値押し水準

ここのところ市場には悲観的な見方が広がってきていて、日経平均株価も下値メドと思われていた青○の1月18日の安値18,650円を終値ベースで割り込んできました。

2017年4月6日 日経平均株価

移動平均線的には現在100日までのものを割り込み、あとは赤線200日移動平均線を残すのみですが、これは現在17,800円付近にあるためまだまだ遠く、さすがにこれを試すような展開になるとは考えづらい。

となると赤〇で示した付近…2016年11月28日の安値18,222円や、いまだ埋まっていない11月24日に空けた窓の下限18,175円(11月22日の高値)が視野に。

ただ、トランプ大統領が大統領選に勝利した前後の乱高下を考慮しないで高値と安値を見てみると、前日から行って来いになりトランプ相場の始まりともいえる11月10日の高値が17,393円、そこからの相場の中での高値が3月13日の19,656円。

これの半値を計算すると18,525円。トランプ相場の起点をどこに設定するかは意見が分かれそうなところですが、その振れ幅を考えても現在の水準は概ねトランプ相場のちょうど半値押し付近となります。

これを意識すればそろそろ底入れの兆しが出てもいいですし、また、ここ数日の下落がかなり急であることからも、いったんは反発してもおかしくありません。

とはいえドル円相場は依然として110円割れを視野に入れた水準ですし、ADP民間雇用者数の好反応もFOMC議事録で吹き飛ぶ程度のものでしたので、すでに堅調な数字が織り込まれつつある7日の雇用統計でも大きな反応は見込めないのかもしれず、市場にはなんとも重苦しい空気が漂っているのも確か。

株をすべて手放した私が言うのもなんですが、ここは相場の方向性が出てくるまであまり動かず様子見しておいた方がいいのかもしれません。

でも、うだつのあがらない個人投資家の代表格である私様が株を手放したんだから、そういった面では株価もそろそろ底入れな気がするんだけどね。


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