勝手に相場観

2017.04.11  北朝鮮の動きを警戒し相場は膠着状態

今日の日経平均株価の終値は前日比50円安の18,747円。

市場には明確な底堅さを感じられるものの、北朝鮮など地政学的リスクから積極的に買いづらい状況といった感じでしょうか。

ここのところNYダウが笑っちゃうくらい動意に乏しく、ドル円相場も110円に強力なサポートラインがあるものの、だからといって大きく円安に傾くこともなく、なんとももどかしい展開が続いています。

ちなみにそのNYダウの動きはというと…

2017年4月11日 NYダウ

やる気ね〜…

これを見る限り青線50日移動平均線が支持線となって推移しているように見えます。上昇しては上値を抑えられ、下落しても拾われ…でこんな感じ。

トランプ大統領の政策や利上げなどの金融政策、地政学的リスクをにらみ手掛けにくい状況が続いている感がありありと。

今相場に警戒感もたらしている最大の要因はやはり北朝鮮問題で、15日に黒電話の祖父にあたる金日成の生誕105年、25日には朝鮮人民軍創建85周年など非常にどうでもいい記念日があり、それに合わせてなんらかの行動に打って出るのではないかと懸念されています。

特に15日に合わせて核実験を行うのではないかという懸念は根強く、仮にそれが行われた場合米が攻撃を仕掛ける可能性も示唆され緊張が高まっています。

シリアの空爆や原子力空母カールビンソンの朝鮮半島派遣など米も圧力を高めており、この状況で核実験を行えたら大したもの。

ここで核実験を見送れば正恩は「口ばかりの腰抜け野郎」のレッテルを国内外から貼られることになるし、やればやったで米に攻撃の口実を与える事にもなり、最悪ぬっ殺される可能性もある。

一方、米は米で仮に核実験を行われた場合、攻撃しなければトランプ大統領は歴代大統領と同じく「なんだかんだで攻撃できない」と見なされ北朝鮮を調子づかせることになりますし、攻撃したらしたで韓国や日本への報復の可能性や中露との兼ね合いなど色々と問題が山積のチキンレース状態。

北朝鮮のお山の大将は今頃ガタガタ震えていると思われ、結局は記念日に合わせた核実験やミサイル発射を見送り事なきを得るのではないかなーと見ていますが…

さて、子豚ちゃんはどう出るかな?

  万が一の事態を想定すれば見送り

北朝鮮問題は何だかんだで軍事衝突などなく平和に収まるような気がしており、そうなれば安心感から一気に円安株高に振れる可能性が高くなるでしょう。ただ、仮にミサイル発射や核実験を強行するような事態になると瞬間的に急激な円買い株売りに動くことも考えられます。

つまり「イベント通過後の上昇を見越して買っておきたいが、それはそれで大きなリスクを伴う」という状況。

北朝鮮挑発→米攻撃という最悪のシナリオを辿った場合ドルと株価は暴落する可能性もあるので、リスクを考えるなら様子見するべきなのでしょうが…

なんだかんだ言っても欧米の株価は堅調ですし、ドル円相場も底堅いことから、世界的には極東の小さな出来事という認識なのかもしれない。

今週は14日金曜日に米英が休場となり、15日土曜日は件の金日成をマンセーするアレなので、かなり手掛けづらい状況。底堅さと上値の重さの板挟みで神経質な展開が予想されます。

週末に向け、利が乗っているものがあれば少し利益確定しポジションを減らして様子見、私のようにノーポジの人間はイベント通過後の上昇と万が一のリスクを天秤にかけ十分な余力を残しつつ少し買ってみるというのが現実的か。

一連の記念日の行動で米と北朝鮮の力関係やスタンスが見えてくると思いますので、相場の動きも含め注目したいところ。

豚野郎の真価が問われるな。


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