勝手に相場観

2017.04.13  地政学的リスク高まりドル円一時108円台

ドル円相場が一時108円台に突入するなど状況は刻々と悪くなっているものの、株価には強い押し目買い意欲が見て取れます。

ドル円相場は110円に強い支持線があり何度もこれに支えられてきたため110円を割る可能性は低いと見られていましたが、シリアや北朝鮮などの地政学的リスクの高まりによって火曜日の深夜にこれを割り込み、水曜日の日経平均株価は195円安と大幅に値下がりしました。

水曜日の東京市場が閉まった後はじわりと円安に傾き109円台後半で推移していたため110円回復の期待も持たれていましたが、今日の朝方に再び円が急騰し108円台に突入。

NYダウも下落していたため今日の日経平均株価は前日比で一時248円安まで売られるものの、引けにかけてドル円相場が109円台を回復すると下げ幅を縮小し、結局終値は前日比125円安の18,426円でした。

15日は北朝鮮の金日成生誕105年の記念日で、これに合わせてミサイル発射や核実験など何かしらの挑発行為を行うのではないかという懸念から手掛けづらい状況が続いているものの、ここまでかなり下げているためちょっとしたきっかけがあれば押し目を拾う動きも見られます。

日経平均株価の騰落レシオが売られ過ぎを示す80%を割り込んでいることも後押ししているのか、今日は14時から引けにかけてドル円相場的には25銭程度しか戻していないにも関わらず日経平均株価はその間100円ほど値を戻している。

ただ、この上昇も北朝鮮に対する懸念が後退したわけではなく、米英市場が休場となる明日に向けて売り方が買い戻した可能性もありまだまだ予断を許さない状況。

今日の報道では北朝鮮の核実験場では依然活動が続いていると米の研究グループの指摘があり、核実験の可能性は排除できません。

今週末、北朝鮮にこれといった動きがない場合週明けは円安株高になる可能性が高いので、これを睨んで買っておきたいという心理が働いているのかな?

一方、12日にはトランプ米大統領が「ドル強くなりすぎ」と語っており、ドル円相場が110円を切った現状でもお気に召さないらしい。

この辺も含めて日本株や円相場は厳しい局面を迎えています。

  ドル円や株価は半値押し水準で反発期待

トランプ相場の起点をどこに設定するかで半値押しの水準は若干変わってきますが、日経平均株価の今の水準は概ね半値戻しの水準となっており、そろそろ反発の期待も高まってくる頃。

2017年4月13日 日経平均株価

6日にも書きましたが、トランプ氏が勝利し行って来いになった赤〇を起点にするなら半値押しは約18,500円、勝利後に急落した青○の安値を起点にするなら17,884円…あ、全然違うや。

…まあこの際2016年11月9、10日の行って来いは無視する方向で。

ちなみにドル円相場はここ3年ほどの安値である2016年6月24日の99.0円から同12月15日の高値118.66円の半値戻しが108.8〜9円あたり。

今日の安値が108.7円なので、なんかそれっぽい感じがするよね?

2017年4月13日 ドル円

前述のとおり騰落レシオが80%を切っていることを考えても株価、ドル共にそろそろ一旦は反発しても不思議はありません。

ただし移動平均線やトレンド的には決して楽観はできず、特にドル円相場は比較的綺麗な中期的下降トレンドを描いている。

ドル円相場は16時現在109円台前半で推移しているので、ここからの巻き返しに期待したいところではありますが、多少上昇したとしても戻り売りには注意しておいた方が良さそう。

明日は米市場などが休場になるため東京市場も動意に乏しい展開が予想されます。

北の豚がびびって何もしないとヤマを張りちょっと買ってみたい気もするけど…韓国では新月で暗闇に覆われる4月27日に米が空爆する説なんてのもあり、25日には朝鮮人民軍創建85周年という北の記念日もありますから、今月中は気を抜けないな。

この状況で挑発するだけの度胸があの子豚にあるとは思えないが…


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