勝手に相場観

2017.04.25  仏大統領選、北朝鮮への懸念後退し大幅続伸

23日に仏の大統領選第1回投票があり、今日25日は北朝鮮軍創建85周年記念日、しかも大型連休前とあって神経質な展開になると思ってましたが、全っ然ならなかった…

注目の仏大統領選はEU支持派のマクロン氏とEU離脱派のルペン氏が決選投票に進むことになり、状況からマクロン氏有利が伝わると安心感が広がると北朝鮮への警戒MAXの24日月曜日ですら日経平均株価は255円高、NYダウも216ドル高と急騰。

そして北朝鮮への懸念がもっとも集中する今日25日でしたが、これまでの過去5回の核実験がすべて午前中に行われていたため午前に何の動きもないと見ると株価は上昇、結局核実験やミサイル発射などの挑発行動は行わず大規模な砲撃演習に留まったことから引けにかけてさらに上昇し終値は前日比203円高の19,079円と連日の大幅高で19,000円の節目を回復しました。

ドル円相場は109円台後半〜110円台前半と大きな動きがない中でのこの上昇ですから、これまでなかなか手掛けられなかった鬱憤を晴らした感じ?

北朝鮮への懸念は残るものの、今挑発行動したら自国が終わりかねないというのは金正恩が一番分かっているでしょうから、さすがにアホでも自制するか。

また、26日にトランプ米大統領が税制改革と減税に関する大きな発表を行うとして期待が集まっており、これも株価上昇の一因に。ここで期待通りの発表があるならドルや株価の一段高も十分考えられます。

ただ、日本ではゴールデンウィーク前とあって手掛けづらい状況は変わらず、昨日今日の上昇が急だったこと、19,000円を回復し一服感や戻り売りが出やすいことも留意しておく必要がありそう。

企業の決算発表がこれから本格化するため、良好な地合いにあっても個別では下方修正からの急落などには注意しておきましょう。

  テクニカルには底打ち感も

つい数日前までは地政学的リスクから悲観的な見方が広がっていた市場ですが、仏の大統領選第1回投票を機に注目は政治の方に移りつつあり、北朝鮮が今日核実験などを行わなかったことから一気に楽観ムードが広がった印象。

2017年4月25日 日経平均株価

日経平均株価は昨日大きな窓を空けて上昇し緑線25日移動平均線を一気に突破、今日も大きく上昇し19,000円を回復し青線75日移動平均線にタッチして取引を終えています。

明日以降は19,000円の地固め、75日線の上抜けが焦点になると見られるものの、昨日空けた窓が192円幅と大きいのは不安材料で、ドル円相場は思ったほど円安になっていない中での連日の株価急騰には若干の「買われ過ぎ感」も否めない。

2017年4月25日 ドル円

そのドル円相場、今日の東京市場では109円台後半で始まったものの順調に円安進行し110円台半ばを伺う展開。今は緑線25日移動平均線での攻防となっています。

チャートを見ても分かるように底入れ感があるもののトレンド的にはまだまだ円高トレンドを継続しており、まずは4月10日の111.57円や3月31日の112.19円を超えることができるかがポイント。

これまで上値が切り下がっているだけに、これらを超えることができればトレンド転換への期待も高まります。

今年のゴールデンウィークは並びが良く、土日となる4月29、30日を明けた後は5月1、2日で取引を行いそこから5連休に入ります。

その間もゴールデンウィークなど存在しない海外では取引が行われるため、大きな動きがあっても対応することができず連休明け8日にドカンと動くことに。

海外が堅調に動いて連休明けガツンと上昇してくれるならいいが、ガッツリ下落するリスクもはらんでいるわけで…買いづれ〜…

しかしここで買っておかないと置いてけぼりを食らいそうだし、だからといって買ったら常に海外市場の動きが気になる切ない連休になりそうでもあるし…そもそも私に連休とか関係ないから買っても買わなくても自宅PCの前で悶絶することになるぞ多分。

GW中、薄暗い部屋のPCの前で頭抱えてクネクネする中年…いろいろアレだな。


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