勝手に相場観

2017.04.01  新年度一発目の株価、ドル円の予想レンジは?

金曜日の下落にはちょっと驚きました。

木曜日夜にはNYダウが上昇しドル円相場も111円台後半と順調に円安に振れていたため当然のように「31日は堅調に推移するだろう」と見ていて、実際に前場はドル円112円回復、日経平均株価も100円を超える上昇に。

一時19,200円を回復していたため新年度に向けて堅調に推移するのかと思っていたのですが、後場に入って状況は急変。あれよあれよと値を下げ14時くらいにマイナス圏に突入するとさらに勢いを増し、終わってみれば前日比153円安の18,909円と安値引け。

だからといって急激に円高に振れたわけでもなく、終値時点でも111.8円くらいの“やや円高”程度だったので、「いくら年度末といってもこの下落は不自然だなー」と感じて色々調べてみたのですが…

どうもトランプ大統領が米の貿易赤字の原因を特定・報告させるための大統領令に署名するという情報が流れていたらしく、この後実際に署名している。

だから、お前の国が作る車体もエンジンも馬鹿デカい大味な車をはじめ、アメリカの工業製品に何の魅力もないから貿易赤字が膨らんでいるんだよハゲ。日本人のニーズを満たすものを作ってから言えコンチクショウ。

…私がこれだけご立腹なのは当然海のように深い理由がある。

2017年3月31日 取引報告

見ろ、この惨状を!

木曜日に「最近トヨタ下がってるし、これから上がって利益ウハウハなんじゃないの〜イヒヒ」って100株買って含み損になり、金曜日は前場の堅調な株価やドル円を見て「ここで買っておけば利が乗りそうだなゲヘヘ」って商船三井を買った結果がこれ。

善良な市民による「自分の利益とかどうでもいいから企業を支援したい」という純粋無垢な奉仕精神を踏みにじりやがって…金返せ!というか金寄こせ!

…もちろんエイプリールフールのジョークではございません。

19,000円を明確に割った日経平均株価の今後

前回の記事で「19,000円を維持できるかどうかがカギ」と書いた記憶がおぼろげにアレですが、たった1日で割っちゃいましたよ。

2017年3月31日 日経平均株価の一目均衡表

これによって19,000円というフシ目どころか一目均衡表の雲も下抜く結果に。

一般的に雲は厚ければ厚いほど支持線や抵抗線として力を発揮し、逆に薄い場合はその力も弱まるとされ、今回も一気に薄くなったところを下抜いています。

雲が薄い分下抜けのネガティブイメージはそれほど大きくないものの、だからといって再び上抜き返すかどうかというと話は別。

金曜日の東京市場が閉まる頃111.8円程度だったドル円相場は111.4円で取引を終えており、NYダウも65ドル安。シカゴの日経平均先物は金曜日の日経平均株価の終値より31円高い18,940円で取引を終えているものの、現状を見れば週明けは厳しいものになるでしょう。

来週の注目は7日金曜日に発表される3月の雇用統計で、トランプ大統領の動向をにらみながらも雇用統計で利上げペースを見極める…といった流れか。

日経平均株価は19,000円を割り込んでしまったことから、次のメドとして意識されるのは2月7日の安値18,805円や1月18日の18,650円あたりか。一方上値のメドは3月22日に空けた窓を完全に埋める19,337円や25日移動平均線がある19,300円付近。

つまり来週の日経平均株価の予想レンジは18,650〜19,300円

ドル円のチャートを見ると下げ止まりっぽい動きにも感じますが、米の状況を見るに楽観とは程遠く、どんなに円安に傾いても25日線や50日線がある112.5〜113円まででしょう。

ドル円の来週の予想レンジは110〜113円と狭めに。

金曜日の夜には米雇用統計があることから、この結果次第では日本時間8日土曜日の未明〜朝方にかけてこれらのレンジを超えてくる可能性がありますが、たぶんこのへんに落ち着くと見られます。

ああ、新年度早々含み損が痛い…


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