勝手に相場観

2017.05.12  市場は好転も2つの大きな窓に注意

うーん、微妙?

仏大統領選や北朝鮮のリスクが後退するにしたがって円安株高になってきたものの、日経平均株価は20,000円を前に足踏み状態といったところか。

4月下旬から急激に上昇してきた日経平均株価。昨日11日は高値19,989円と20,000円に肉薄するも結局超えられず、今日は前日比77円安の19,883円と上昇に一服感が出ています。

というのも、昨日の朝方には114円を超えていたドル円相場は、その後じりじりと円高に振れ現在は113円台半ば〜後半くらい。

押し目買いの意欲は強いものの、決算発表がピークを迎えているとあって個別の物色が強い印象。例えば同じ自動車関連でも決算で弱い結果となったトヨタ自動車の株価は下落しているのに対し、増配すると見られる日産自動車は大幅上昇するなど明暗が分かれています。

決算の内容により日経平均株価が上昇しても逆行安になる銘柄も多く、より銘柄選定が重要になる時期でもあるかと。

だからといって好決算企業がガンガン上げていくかと言えば必ずしもそうでもなく、一方で決算が冴えず急落した銘柄も見直しにより上昇したりするから難しいんですよね。

現在は底堅さが意識される上昇相場といえど、好決算と期待によって株価が上がり過ぎた銘柄に飛びつくのは天井掴みの危険もありますので、上昇トレンドながらも押し目を作った銘柄を積極的に拾っていくスタンスがベストでしょうか。

日経平均株価が20,000円突破を目指す展開は変わらないものの、去年のトランプ相場時のピークである日経平均19,600円、ドル円118円台に比べ現在は明らかに株が買われているという点はやや気になる。

それだけ株価に先高観がある証拠だろうが、裏を返せば突発的な“何か”が発生した時の売り物が積み上がっているという見方もできる。

とはいえ現在悲観的になる要素はあまりないので、ここは素直に上昇トレンドに乗っておくべきか。

相変わらず埋まらない窓

私がとにかく気になるのは最近の上昇で空けた大きな窓が一向に埋まらないこと。

2017年5月12日 日経平均株価

前回の記事でも同じことを書きましたが、今日に至っても窓を埋める気配はなく、だからといってガツンと上がって20,000円を突破するわけでもない。

窓を埋めないまま上昇するケースはままあれど、ここまで大きな窓を2つも放置しているというのはちょっと気持ち悪い。せめて赤〇の窓を埋めてくれれば買いやすくもなるのだが…

一方でドル円は堅調そのもの。

2017年5月12日 ドル円

4月中旬までの円高トレンドが嘘のように急激な円安を見せ、移動平均線や上値のメドを片っ端から突破、次なるメドは青○3月14日の115.19円や3月10日の115.51円が視野に入り、これを突破できれば円安トレンドは確固たるものに。

ただ、円高トレンドは脱したものの円安のペースがやや早すぎるため、多少の調整が入っても不思議ではありません。まあこういう時に限って押し目を作らず上昇するものだったりしますけどね。

この円安株高に乗っていきたい気もしますが、デカい窓のどちらかが埋まるまでは様子を見ようかな。あるいは好決算にも関わらず下落した銘柄を狙うか…


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